【KNOCK OUT】中島玲、衝撃の王座陥落！ポズドニアコフとの再戦はヒザ蹴りでKO負け

『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ～K.O CLIMAX 2025～』
2025年12月30日（火）東京・国立代々木競技場第二体育館

▼第17試合 KNOCK OUT-BLACKウェルター級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
●中島玲（KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/王者）
KO　1R 1分52秒　※左ヒザ蹴り
〇ユリアン・ポズドニアコフ（ウクライナ/挑戦者）

　中島は元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者。昨年6月のKNOCK OUTでバズーカ巧樹にKO勝利。同10月のKNOCK OUT-BLACKウェルター級王座決定トーナメント準決勝で漁鬼を撃破。12月の決勝で渡部太基を初回KOで下し新王者に輝き、今回が王座防衛戦を迎える。

　対するポズドニアコフはタイのシッソンピーノンジムでシッティチャイらと練習し、タイ開催のカラテコンバットやクンクメール大会にも参戦し勝利。2人は今年4月に対戦してポズドニアコフが判定勝ちを収めている。

　1Rにポズドニアコフは飛びヒザ蹴り。かわした中島は出入りしながら右のパンチ。だがポズドニアコフがヒザ蹴りとミドルキック連打でダウンを奪う。立ち上がった中島は左フックも、ポズドニアコフはヒザ蹴りで二度目のダウンを奪った。最後はポズドニアコフがヒザ蹴りをボディへ突き刺し、KO勝ちを奪った。

　新王者となったポズドニアコフは「今日で人生が変わりました。僕と一緒にお祝いしたい人はいますか？　これまでクラブへ行ったことがないので、人生で初めて行きたいと思います。冗談はここまでで、ウクライナは今大変な状況で、僕も苦しい中で試合をしました。ウクライナ人として初めてチャンピオンになりました。今回の勝利をウクライナ人のみんなに捧げたい。そして、日本のみなさんありがとうございました！日本愛しています」と語った。

※全試合結果はこちら

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