【Krush】女子王者・朱里が涙の王座返上会見
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涙を流し、時に声を詰まらせながらベルトへの思い入れを語った朱里
2月4日（木）都内にて、Krush女子王者で女子プロレスラーの朱里（ボスジム）が記者会見を行った。
朱里は1月30日に行われたパンクラスの記者会見にて、パンクラスと複数試合契約を結び、4月24日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 277』でMMA（総合格闘技）デビューすることを発表。この会見内にてKrush女子王座は年末に返上したとされていたが、本日付で正式に返上となった。
宮田充Krushプロデューサーはこの件について、昨年12月末に朱里が所属するボスジムより、朱里がMMAに転向するためベルトを返上したいとの申し出を受けた。しかし、年末に開催された『RIZIN』にK-1ファイターが出場したことなどで対応が保留となっており、改めて2月4日付けで王座をKrush事務局にて預かることになった。
会見に出席した朱里は、「Krushのベルトを返上することになりました。私はKrushのベルトを獲るためにキックボクシングをやって強くなりました。負けてしまったらKrush女子王座は新設されないと思い、必死で獲った思い入れのあるベルトです。でも新たにMMAへ挑戦するため、UFCのベルトを獲るために返上させていただきます。
Krush関係者の皆様、快く送り出していただき、ありがとうございます。声援を送ってくださったKrushファンの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。Krushで培った打撃を生かしてMMAのチャンピオンを目指していきます。Krushの応援をこれからもよろしくお願いします」と、涙ながらに語った。
宮田プロデューサーは「また機会があればぜひKrushにも登場してもらいたい」と朱里にメッセージを送り、空位となったKrush女子王座については「（次期王者の）最有力はKANA選手ですが、明日のKANA選手の試合（東京・後楽園ホールで開催される『Krush.63』）を見て、王座決定戦の日時などを考えていきたい」とした。
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