【ボクシング】長谷川穂積、負ければ引退の覚悟

最終章に突入した長谷川（右）。相手は一階級上の世界ランカーだ

　12月11日（金）兵庫・神戸市立中央体育館で開催される『REAL SPIRITS vol.48』にて、元WBC世界バンタム＆フェザー級王者、現WBC世界フェザー級8位・IBF世界同級15位の長谷川穂積（真正ジム）が再起第2戦に臨む。

　長谷川は昨年4月、3階級制覇に失敗して一時は引退も考えたが、今年5月9日に約1年1カ月ぶりの復帰戦を行った。WBC世界スーパーバンタム級9位オラシオ・ガルシア（メキシコ）と対戦し、29勝21KO無敗のガルシアと真っ向勝負。判定勝ちで再起を飾った。

　今回の対戦相手は、WBO世界スーパーフェザー級5位カルロス・アンドレス・ルイス・マチュカ（メキシコ）。戦績は14勝（5KO）1敗で、今年9月に当時WBO世界スーパーフェザー級5位ラウル・オラシオ・センテノに勝利し、WBOラテン王座を獲得している22歳。今回の試合はフェザー級契約10Rで行われるが、それよりも一階級上の世界ランカーであり、長谷川との体格差が気になるところだ。

　長谷川はこの試合が40戦目となり、試合の5日後には35歳の誕生日を迎える。負ければ引退、との覚悟で長谷川はリングに立つという。長谷川穂積の最終章で、どんな試合を見せてくれるのか。

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