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【ボクシング】山中が“神の左”で圧倒、KOでV6達成

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2014/04/23(水)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
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▲山中(左)の“神の左”が今回はボディに炸裂

 帝拳プロモーション
「ワールドプレミアムボクシングVol.19 The REAL
ダブル世界タイトルマッチ」
2014年4月23日(水)大阪城ホール

▼WBC世界バンタム級タイトルマッチ 3分12R
○山中慎介(帝拳ジム/WBC世界バンタム級王者)
TKO 9R11秒
●シュテファーヌ・ジャモエ(ベルギー/WBC世界バンタム級3位・挑戦者)
※山中が6度目の防衛に成功。

 山中がまたも“神の左”を炸裂させ、6度目の防衛に成功した。

 4連続KO・TKOで防衛中の山中が今回迎えた挑戦者は、同級3位のジャモエ。2010年8月に亀田三兄弟の三男・和毅とWBC世界バンタム級ユースタイトルマッチで対戦して判定で敗れているが、25勝(15KO)4敗という好成績を残している。

 1R、山中は右のジャブを繰り出し、相手の様子を見ながら左ストレートを顔面とボディに打ち込む。

 2Rになると山中が左ボディストレートを連発。ジャモエが回り込もうとした瞬間を狙い、左ストレートで早くもダウンを奪う。山中が左ストレートを連打すると、ジャモエは“もっと打って来い”とばかりの表情を見せて山中を挑発。

 3R、4Rも山中の優勢は続き、ここまでのオープンスコアはジャッジ三者とも40-35と山中が大きくリード。

 5R、山中の左ストレートと左フックにジャモエは大きくグラつく。6R、山中が回り込んで放った左ストレートにジャモエはダウン寸前に。それでもタフなジャモエは打ち返してくる。

 7R、ジャモエのガードを突き破る強烈な左右のパンチを叩き込む山中。ジャモエも左右フックを打ち返すタフネスぶり。

 だが8R開始すぐ、山中の左ボディストレートでジャモエがダウン。ラウンド終了間際にも左ストレートでダウンを追加する。ここまでのオープンスコアはジャッジ三者とも79-69と大きな差がついた。

 そして9R開始直後、山中の右ジャブからの左ボディストレートが直撃。ジャモエがダウンしたところでレフェリーが試合をストップした。

 山中は勝利者インタビューで、「最後はKOで盛り上がってくれてよかったです。これだけ左を警戒されても倒せるのだから強い左なのでしょうね。海外でもやりたいし、統一戦もやりたいし、まだまだ強くなりたい」と語った。 

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