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【K-1】日菜太が6月トーナメントへ向けて意気込む「選手生命を懸けて戦う」

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2017/02/26(日)UP

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新生K-1での初勝利から一夜明けて会見に臨んだ日菜太

 2月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、26日(日)都内で行われた。

 かつてK-1 WORLD MAXで活躍し、新生K-1には今回が初参戦となった日菜太(クロスポイント吉祥寺)。前日の大会ではKrush YOUTH GP 2012 -70kg王者・松倉信太郎(TRY HARD GYM)を圧倒して勝利を収めた。

「新生K-1に初めて上がったということで、勝てなかったらどうしようかなとか、いろいろな人の想いも背負っていたので、昨日は一生懸命自分がやれる全力を出して、倒せなかったのは良くなかったけれど、勝ててホッとしています」と、安堵の表情を浮かべた日菜太。

 試合前には松倉から「死んでも負けたくない」「刺し違えてでも倒す」と言った強い言葉が投げかけられたが、「それだけ言うってことは並々ならぬ日菜太を越えてやろう、喰ってやろうという気持ちがあることが伝わってきました。そういう試合が怖いようになる年齢になってきましたね。今までは自分が喰ってやろうという気持ちでしたが、この何年かで迎え撃つ立場になってきた。そういう試合は怖い」と、追いかけられる立場になったことを改めて実感したという。

「でも、いろいろなところで上回っていたし、自分の引き出しが増えて、いい年の取り方が出来たと思います」とキャリアを積んできた実感もあると答えた。

 現在K-1スーパー・ウェルター級(-70kg)のトップクラスに位置する城戸康裕、サニー・ダルベック、ジョーダン・ピケオーの誰と戦いたいかとの質問には、「一番僕が勝ちやすいのは城戸さん。99.9%僕が勝つと信じています。ダルベックとはサウスポー同士ですが、相性がいいという想いがある。ピケオーは(パンチを)振り回してくるので当たったら怖いと思います」と、3人の中ではピケオーが最も強敵と見ているようだ。

「1日で3人ともやっつけられたらいい。6月に。そうすれば間違いなく俺が主役になる。でも1日3試合はきついんですよね。命を懸けて、選手生命を懸けて戦う6月の試合はマジで応援に来てください。1000人くらい応援してくれる人を集めたいので、よろしくお願いします」と、6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』へ向けて、ファンにメッセージを送った。

 そして、「僕が勝って強さを証明することがキックボクシングをやっている若い選手たちに希望を与えられると思う。もっといい選手、下から育っている選手もみんなK-1に上がってもらえるように道を切り開いて行きたい。ヒジ無し(のキックボクシング)で一番盛り上がるのはK-1。プロとして野球やサッカーに負けたくない。ボクシングのトップ選手とも席をご一緒した時もあるんですが、キックボクサーは格が低く見られるのが悔しいです。今年30歳の節目なので、(キック界を)変えてやりたいという気持ちが誰よりもあると思います」と、K-1を引っ張っていきたいと語った。

※2・25「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN」全試合結果 

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