【K-1】日菜太を迎え撃つ松倉「刺し違えてでも倒す」
2017年2月25日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、12月13日(火)都内で開かれた。
先週6日(火)の記者会見でK-1電撃参戦が発表されたREBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)。その対戦相手がKrush -70kg戦線で活躍する松倉信太郎(TRY HARD GYM)に決定した。
会見の冒頭、両者の対戦決定の経緯についてK-1実行委員会が説明。松倉が所属ジムを通じて日菜太との対戦を直訴したことが明かされた。
これまで新生K-1に出ない”非K-1”と呼ばれる選手の代表格とされていた日菜太だが、今回はかつてのK-1 WORLD MAX時代に「獲れなかった忘れ物」であるK-1のベルト獲得を目指しての参戦。6日の会見では「他の日本人選手は僕を喰ったら美味しい。僕と戦えるチャンスはそんなにないので、ぜひ挑んできてください」と、現K-1ファイターたちに宣戦布告していた。これに思うところのあった松倉が、今回、日菜太との対戦に名乗りを上げたという。
その松倉は2008年のプロデビューからKrushとK-1を主戦場に、Kの舞台で活躍してきた25歳。K-1甲子園2009 -70kg級やKrush YOUTH GP 2012同級を制覇するなど、キャリア早期から新世代ファイターとして注目され、トップ選手たちと凌ぎを削ってきた。
両選手が出席したこの日の会見。「注目されているのは、日菜太選手がK-1の舞台に来たからこそで、日菜太選手の選手の凄さは分かっているつもりです。僕はずっとK-1とKrushで戦ってきて、他の団体のことは自分は分からないし、そういうことに口を出す資格もないと思っています」と口を開いたのは松倉。
日菜太に対して、「K-1やKrushで戦っている選手は、自分たちの舞台が一番だと思っているし、一番にしようといつも思っています。いろいろな団体で試合をしているということは強みであるとは思いますが、盛り上がっているところや大きいところに向かうというのは、自分たちはちょっと違うと思っています」と、持論を投げ掛ける。
「日菜太選手には日菜太選手の思いや考え方があると思うし、自分は違うものを持っています。どちらが正しいとかはこの場で言うことではないですし、勝った方が歴史を創り、勝った方が正しいと思います」と気持ちを抑えながらも、「僕が負けると、今KrushとK-1で戦っている選手に合わせる顔がないです。絶対に負けちゃいけないと思っています。刺し違えてでも絶対に勝ってやろうと思っています」と言葉に熱を込めた。
一方、新生K-1初陣の相手が決まった日菜太。「松倉選手からの挑戦状ということで試合を受けました。K-1甲子園世代からずっとKの舞台で戦ってきた選手ですし、すごく良い選手であると認めています。ただやはり、『まだ3年早い』という試合を僕はしたいなと思います」と、松倉を高く評しながらも実力差を見せつけたいと意気込む。
一連の松倉の発言を受けて、「K-1とKrushを背負って戦うという覚悟を感じました。今はあんまり、あれこれ言いたくないという気持ちが強いです。リングの上で彼と会話しようと思います」と静かに応えた。
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