【Krush】K-1で勝利したKANAが凱旋、初防衛戦に臨む
5月17日(木)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.88』の記者会見が3月23日(金)都内で行われ、Krush女子フライ級王者KANA(25=K-1ジム・シルバーウルフ)が初防衛戦を行うことが発表された。
KANAは2015年9月にデビューし、4戦目で同王座を獲得(第2代)。2度の防衛に成功したが、2017年1月にメロニー・ヘウヘスに敗れてプロ初黒星を喫するとともに王座を失った。しかし同年12月の再戦で王座を奪回(第4代)。今年3月には女子初の新生K-1登場を果たし、ポリナ・ペトゥホーヴァからダウンを奪っての判定3-0で快勝した。
宮田充K-1プロデューサーは、KANAの「倒せなくて悔しかった」との発言を受け、すぐにKrushでの防衛戦をオファー。KANAも「一昨日試合したばかりですけど、満足いくものではなくて、すぐに試合をしたいと思っていました。身体もどこも悪くないので今日から練習を再開しています。それは自分にとって普通のこと。5月大会は責任を持って盛り上げたいと思います」と、試合まで2カ月を切っている段階での防衛戦オファーも望むところ。
挑戦者についてはKANAの『K’FESTA.1』での対戦相手を選考する時点で世界各国から選手のエントリーがあり「すでにリストアップは出来ているので、最終調整して週明けには発表したい」と宮田プロデューサー。KANAも「K-1で初めて女子の試合が組まれて、世界の女子選手に自分のことが知れ渡ったと思うので、私と戦いたいと思う選手なら誰でもいいですね」と誰の挑戦でも受ける構えだ。
KANAは「一昨日の試合では倒したい気持ちが出すぎて空回りした部分もあった。でもそれで倒しきれないのが今の自分の実力です。この短いスパンでどこまで変われるかも勝負で、変わったと思われる試合をしたい」と意気込む。
初防衛戦は2度目となるが「初めてベルトを巻いた時の初防衛戦は凄くプレッシャーもあって、防衛することの難しさが身に染みています。ここで負ければまたベルトを手放すことになるし、いろいろなプレッシャーを力に変えて世界に自分の存在とKrushのベルトを知れ渡るようにしたい」と、防衛戦の難しさは承知の上で防衛を誓う。
また、K-1に初出場した感想も聞かれ「みんな一人一人違うプレッシャーがあって、特に武尊選手のプレッシャーや覚悟には心の底から尊敬したし(3階級制覇を)成し遂げたのは本当にすごいと思いました。それに比べたら私はまだまだ次元が低いし、いい刺激を全選手からもらいました。K-1に出たことで今の自分の実力が分かったので、さらに上を目指したいという気持ちが強くなりました。今まで以上に覚悟が沸いてくるし、自分以外は誰も盛り上げられないと思います」と、K-1&Krush女子部門のエースらしい言葉で締めくくった。
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