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【K-1】左右田泰臣、初参戦・松花征也に「思い通りにはさせない」

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2019/02/27(水)UP

物凄くバネのあるハイキックを披露する”代理”マスクマン

 2月27日(水)東京・世田谷区のK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~』のスーパー・ライト級戦(3分3R・延長1R)に出場する左右田泰臣が公開練習を行った。

 しかしジムのリングに現れたのは、二人のマスクマン。一人は黒いマスク着用の左右田で、ジーンズ姿になんと松葉杖をついている。そして青いマスクで左右田と同じくらいの体格の良い男。

 時間になると、青いマスクマンは何の説明もなく、キレのあるシャドウボクシング披露。ワンツーからの上から叩き落とすようなキレのあるハイキックは、どこかで見たような…。左右田はリングの外から「ガードが下がっている」と指示を出す。

左右田(右)が代理マスクマンに「ガードを上げろ」と鋭く指示

 1Rが終わると、青いマスクマンは息切れ切れに「用事がある」と去っていった。気のせいか先日引退が発表された、左右田の同門・第5代Krushウェルター級王者・塚越仁志氏と声や動きが似ていたような気がするが、確認することは出来なかった。

 そのままインタビューに入ると左右田は、松葉杖ととくに引きずっていない足に目を向け「こんな感じになっちゃったので、”X”に頑張ってもらおうかな」と、代打を任せたかのような口ぶり。

 謎のマスクマンXのことは「一般の会社員。妻子や家庭もありしっかり生活している」と素性は詳しく明かせないようだ。

 今回の対戦相手の松花征也(リバーサルジム横浜グランドスラム)とは、5年ほど前に一度対戦が流れた経緯がある。左右田は「またいなくなってしまうという不安はあるけど、代理人を用意していただいて、それでいいかなと」と、再び流れることがあっても代役に任せるので安心とうそぶいた。

 松花はK-1初参戦で、いきなり年に一度の大興行「K’FESTA」への抜擢。左右田は「(K’FESTAには)1年間しっかり結果を残したり活躍してきた中から選ばれると思っていたので、初参戦で出れるのかという疑問は正直ありましたね」と違和感を口にする。

「ザ・クラッシャー」という左右田(右)と同門某選手の代名詞がプリントされたTシャツを着ている代理人(左)

 左右田も17年4月に、Krush初参戦した経緯がある(松下大紀を相手に左右田が1RKO勝利)。「その時対戦した松下選手は”このまま通さない”と思ったかもしれないですけど、僕もそれに似た感じですかね。すんなりと相手の思い通りにはさせない」ときっちり今回の”門番”役を果たす。

 最後に「K-1のスーパーライト級のベルト以外はまったくと言っていいほど興味が無い。65kgは、一番最初に出場し、格闘技をはじめるきっかけになった階級」とスーパーライト級で戦い続けると改めて宣言した左右田。K-1のベルトに向かう上で、初参戦者相手の戦いを落とすわけにはいかない。

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・左右田泰臣が超変則アブドゥラマンを延長戦でKO

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