【Krush】接戦制した新王者・中澤に左右田が挑戦状
▼セミファイナル(第7試合) Krush -67kg Fight 3分3R・延長1R
○山際和希(谷山ジム/Bigbangウェルター級王者)
判定2-0 ※30-28、29-29、30-29
●渡部太基(Golden Globe/元Krush-67kg王者)
昨年10月の『Krush.70』で塚越仁志に敗れて-67kg王座から陥落した渡部が再起戦。対戦相手は昨年7月以来のKrush参戦となる現Bigbang王者・山際。前回のKrush参戦では第3代Krush-67kg王者・牧平圭太に勝利した。両者は2013年にRISEのリングで対戦しており、渡部が判定で勝利している。
1R、山際は大きく回り込み、追ってくる渡部に右ミドル、前蹴り、ジャブを当てては再び回り込む。渡部は山際を捕まえきれない。
2Rも大きく回り込む山際。渡部は左右ローを蹴っていくが、山際に右ミドル、前蹴り、さらに左右のストレートを当てられてやはりペースがつかめない。
3R、強引に距離を詰めて打ち合いに持ち込もうとする渡部だが、逆に山際の右ストレートをもらう。渡部が接近してくるとヒザ蹴りで迎え撃ち、前蹴りで突き放す山際。それでも強引にパンチを打ち込んでいく渡部だが、最後までペースをつかむことが出来ず、距離を支配した山際が元王者に殊勲の判定勝ちを収めた。
▼第6試合 Krush -65kg Fight 3分3R延長1R
○左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級王者)
KO 1R 2分18秒 ※右ストレート
●松下大紀(NPO JEFA)
これまでK-1で活躍してきた左右田がKrushに初参戦。昨年11月に3連敗から脱出する勝利を収めている。松下は2月の『Krush.73」にて第5代-65kg王座決定トーナメント準決勝で小宮由紀博に敗れてプロ初黒星を喫したものの、6勝(4KO)1敗1分の好戦績。
左右田はこの階級では長身の部類に入る177cmだが、松下はそれを上回る181cmの長身サウスポー。レフェリーチェックの際、額を押し付けて挑発する松下に左右田は笑顔で対応した。
1R、ジャブとローの応酬から左右田が右ボディストレート。これで松下のガードが下がり、左右の連打で松下がダウン。
再開後、逆転を狙おうと打ち合いに出る松下だが、左右田は落ち着いてローを交えながらパンチを打ち、最後は右ストレートを打ち抜いて鮮やかなKO勝ち。実力差を見せつけるような内容となった。
左右田はマイクを持つと、「松下選手、K-1ファイターは強いだろう。もっともっと練習してK-1のリングでまたやろう。待ってるから這い上がって来い」とメッセージを送った。
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