【K-1】左右田泰臣が超変則アブドゥラマンを延長戦でKO
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~」
2018年11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
▼第4試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(3) 3分3R延長1R
〇左右田泰臣(30=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 延長R 2分31秒 ※2ノックダウン
●モー・アブドゥラマン(22=南アフリカ)
※左右田が準決勝へ進出。本戦の判定は30-29(左右田)、29-29、29-29。
左右田はデビューから11連勝を飾り、2013年3月にはRISEスーパーライト級王座を奪取。K-1には2014年11月の旗揚げ戦から参戦し、同大会で行われたスーパー・ライト級初代王座決定トーナメントでは木村“フィリップ”ミノル、HIROYAを破って決勝へ進出するもゲーオに敗れた。中澤純には2連敗を喫したが、7月のKrushでメン・グォドンをKOして再起。
初来日のアブドゥラマンは10代の頃からイギリスで活躍し、ムエタイルールでタイ人にも勝利。180cmの長身を生かし、ヒザ蹴りが武器。戦績は30勝(16KO)9敗で、Road to GLORY -65kgイギリス・トーナメントでは優勝を飾っている。
1R、アブドゥラマンは左右にスイッチしながら、技と技のつなぎが短いハイスピードのコンビネーションで前へ出る。どんどん技を繰り出すアブドゥラマンに左右田は戸惑うが、ジャブと右ローで反撃。左右田のワンツーに下がるアブドゥラマンは飛びヒザ蹴りを繰り出す。
2Rは左右田が前へ出てボディをパンチで攻めていく。アブドゥラマンはトリッキーに動きながら変則的な攻撃を繰り出す。左右田は前へ出て距離を潰し、右ストレートと左右ボディをしっかり当てていく。
3Rも左右に動いて変則的に攻撃を繰り出していくアブドゥラマン。左右田はインファイトを仕掛けて右ストレート、右フック、左右ボディブロー。左右田がどんどん前へ出てパンチ、ヒザ蹴りを当てていく。左右田の右ストレート、左フック、ヒザ蹴りでロープに詰まるアブドゥラマン。左右田のパンチとヒザ蹴りが何度もクリーンヒットし、アブドゥラマンは動きが鈍る。
そのまま左右田が押し切るかと思われたが、アブドゥラマンの右フックをもらって左右田がグラつく。判定はドローとなり、延長Rに突入した。
至近距離でフックを打ち合う両者。ヒザも蹴り合う。お互いにフックを被弾するが、押していくのは左右田。フックの連打で左右田がスタンディングダウンを奪い、最後は右ストレートを打ち抜いてグラつくアブドゥラマンにヒザを突き上げて左右田がKO勝ちを奪った。
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