【ラウェイ】元パンクラス王者・鈴木慎吾が初参戦
5月17日(金)東京・後楽園ホールで開催される『LETHWEI IN JAPAN 12 ~勇者の証~』の対戦カード第一弾が発表された。
ラウェイは、手にグローブではなくバンデージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。判定決着はなく試合時間内にKOで決着がつかない場合は全て引き分けとなる。
“地上で最も過激な格闘技”と呼ばれるこのラウェイに、第8代パンクラス・ウェルター級王者の鈴木慎吾(フリー)が初参戦。TY・ウィリアムス(ニュージーランド)との対戦が決定した。
鈴木は“世界のTK”こと高阪剛の弟子として2009年2月からパンクラスを主戦場にして活躍。歴代トップ選手たちと数多く対戦し、2015年10月にレッツ豪太をチョークスリーパーで破り第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラスとなった。同王座は2016年3月の初防衛戦で敗れて失い、同年7月には元UFCファイターの岡見勇信と戦い連敗を喫している。
その後はプロレス界にも進出し、『ZERO1』などに出場。「2019年のテーマは挑戦。オファーがあればどこでも戦う」と自身のSNSで宣言しており、今回ラウェイ初挑戦となった。
対するウィリアムスはニュージーランドのキックボクサーで戦績は12勝(7KO)3敗。2014年4月にWKBF(世界キックボクシング連盟)K-1ルール世界クルーザー級王者に輝いている。パンチ主体のアグレッシブなファイターのようだ。鈴木と同じく、今回がラウェイ初挑戦となる。
続いてルクク・ダリ(コンゴ/Honey trap)vsウィル・チョープ(アメリカ)も決定。
ダリは日本を拠点にMMA(総合格闘技)ファイターとして活躍。幼い頃から柔道を習い、アフリカ・ジュニア王者になったほか、コンゴ代表にも選ばれた実績を持つ。2016年7月には巌流島に参戦し、“ミャンマーの英雄”トゥントゥンミンを1Rパウンドで撃破した。MMAと平行してラウェイにも参戦し続けるダリは、2018年ミャンマーで行われた本場大会でトゥントゥンミンとラウェイルールで再戦。ドローに持ち込んでいる。
対するチョープは194cmの長身を誇り、2013年10月アメリカのMMA団体『PXC』で元パンクラス王者タクミにTKO勝ちして『UFC』に参戦。2015年2月からはパンクラスに参戦し、ランキング入りも果たした。現在はタイやシンガポールなど東南アジアを中心に活動しており、2018年9月にラウェイ初参戦。シャン・コーと引き分けている。MMAファイター同士のラウェイ戦となった。
また、2月大会で一休そうじゅんにTKO勝ちしたイェ・スィー・ニ(ミャンマー)が連続参戦し、真虎斗a.k.a BASTA(TEAM BASTA)と対戦。ラウェイ無敗のByat kha (ミャンマー)が初来日し、東修平(AACC)と対戦する。
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