【ラウェイ】渡慶次幸平がミャンマー選手にTKO勝利、東修平は秒殺葬!
ILFJ
「LETHWEI IN JAPAN 11 ~INORI~」
2019年2月27日(水)東京・後楽園ホール
“地上で最も過激な格闘技”と呼ばれるラウェイは手にバンテージのみを着用し、通常の打撃技に加え頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルールで行われているミャンマーの伝統的な格闘技。判定決着はなく、試合時間内にKOで決着がつかない場合は全て引き分けとなる。
渡慶次はパンクラスを主戦場にしていた総合格闘家だったが、一昨年6月からラウェイに参戦し3勝3敗5分の戦績だ。渡慶次は昨年11月の大会では引き分けたが、12月にはミャンマーのビッグマッチで勝利。今年初のラウェイに挑む。対するコーは日本大会でプロレスラーの岡田啓介を下している54戦16勝9敗29分のベテラン選手。このコーに対し渡慶次は3RにTKO勝利をもぎ取った。
▼第6試合 74.00kg契約 3分5R
○渡慶次幸平(30=クロスポイント吉祥寺)
TKO3R2分32秒 ※ドクターストップ
●シャン・コー(ミャンマー)
1R、渡慶次は前に圧力をかけ左ミドル、ローの連打で攻め、右フックでダウンを奪う。
2Rも三日月蹴りで前に出る。コーは渡慶次の蹴りに合わせ左フックを合わせるが、渡慶次の執拗なローが効いたかバランスを崩し始める。
3Rに入ると、コーが圧力をかけ攻めるが、渡慶次の左ローで動きが止まる。そこに渡慶次の左ハイキックでぐらつくコー。そこから更に攻撃をまとめようとしたところでコー陣営がタイム。通常ダメージからの回復に使われる2分間のタイムだが、ルール上ダウン1回のカウントとなる。
このタイムの間にドクターチェックをしたコーは右まぶたのカット箇所が深くドクターストップとなった。
勝利した渡慶次は「4大会連続メインイベントをやらせてもらってます。ミャンマーラウェイに出会ってすごいたくさんの人に応援してもらいスポンサーもたくさんついてやっとアルバイトを辞めることができました。3月から後援会が立ち上がります。良かったら僕を後援してください。試合で全て見せます」とアピール。また、今年中にミャンマーで学校に図書館を作ってミャンマーの人たちに感謝の気持ちを返して行きたいとも語った。
▼第5試合 63.00kg契約 3分5R
○東修平(AACC)
TKO 1R49秒 ※セコンドからのタオル投入
●フィリップ・レプリス(ニュージーランド)
これまでラウェイ2戦2分けの東は次こそ初勝利を狙わんとばかり、1Rのゴングが鳴ると突進して飛び膝蹴り、パンチの連打で相手をコーナーに追い込むとレプリスは膝をつく。ダウン判定にならなかったが、試合を再開すると再び東が飛び膝で襲い掛かり頭突きそしてパンチを連打すると、レプリスは防戦一方に。するとレプリス陣営がタオル投入、わずか1R49 秒でTKOで決着がついた。
勝った東は「20の時に上京した。その時はチケット2枚が捌けないくらい応援してくれる人はいなかったけど、今こうしてこの舞台に立っている時、たくさんの人に応援されているので本当に自分の力になっています。本当にありがとうございました」と客席に向かて感謝の言葉を贈った。と感謝の言葉を贈った。
▶︎次のページは一休そうじゅん、黒人特有のパワーでKO勝ちしたコンゴの選手など
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ラウェイ】渡慶次幸平と東修平が圧倒するもミャンマー勢が驚異の粘り
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!