【UFC】佐藤天が初参戦、不慮の事故で亡くなった友に「勝利を捧げたい」

2019/04/01（月）UP
（最終更新：2019/04/01 12:44）

　4月27日（土/日本時間28日・日）アメリカ・フロリダ州サンライズのBB＆Tセンターで開催される『UFC FIGHT NIGHT：Florida』に、佐藤天（さとう・たかし/TRIBE TOKYO M.M.A）の初参戦が正式発表された。

　佐藤は専修大学柔道部出身で、2013年10月にプロデビュー。パンクラスを中心に戦い、14勝2敗の戦績を収める。現在4連続1RでのTKO勝ち。4人の外国人選手から勝利し、修斗環太平洋ウェルター級王座とパンクラス同級王座を獲得した村山暁洋からもパウンドでTKO勝ちを奪っている。

　UFCデビュー戦の相手はベン・サンダースに決定。サンダースは2007年にUFCの登竜門番組『ジ・アルティメット・ファイター』（TUF）に出演し、2010年にいったんUFCを離れるも、2014年に戻って以降は11試合を戦って6勝5敗、過去2戦は黒星を喫しており、連敗脱出を目指して佐藤を迎え撃つ。戦績は22勝11敗2分。

　佐藤は「この度、念願がかなってUFCと契約することになりました。自分は格闘技を始める時に、UFCで勝てる選手になりたいという目標を持って、覚悟を持って格闘家としてのキャリアをスタートさせました。その目標の舞台、夢の舞台で戦えることをとても嬉しく思います。ここからが本当の勝負なので、勝つ覚悟をもってこの一戦に挑みしっかり勝ちを掴みとってきます。

　そして、UFCで勝つことは天国にいるチームメイトの秋葉尉頼（2016年8月、交通事故で逝去）との約束でもあります。なんとしても勝ってこの約束を果たし、勝利を秋葉に捧げたいと思います。皆さん日本から熱い声援をよろしくお願い致します」とコメントしている。

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