【パンクラス】佐藤天、スーパールーキー復活へ「最低でもKOか一本」

2015/11/20（金）UP
（最終更新：2015/11/20 21:52）

　12月13日（日）東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 273』に出場する、パンクラス・ウェルター級6位の佐藤天（TRIBE TOKYO M.M.A）が11月20日（金）所属ジムにて公開練習を行った。佐藤はエリック・マイケル・フォート（NOVA UNIAO）と対戦する。

　佐藤は柔道出身で、2013年10月のデビュー以来8戦全勝（4KO）と快進撃を続けていたが、前回9戦目のパンクラス・ウェルター級4位・高木健太戦でKO負け。初黒星を付けられた。

　公開練習ではシャドーボクシングを行った佐藤は、「KO負けしたことも悔しかったんですが、今までよりワンランク上の選手と戦って、勝てば次につながると思っていた試合で負けてしまったことが悔しい」と前戦を振り返る。

「試合後は意識が変わりました。負けたことで一皮剥けたと思います」と言い、練習に対する姿勢や考え方はもちろん、食生活も変わった。「暴飲暴食をやめたし、食べるものにも気をつけています。それと夜更かしもしないように。休日も翌日の練習のために準備するようにしています」

　対戦するフォートについては、「打撃ではなく組み付いて何とかしたいタイプですね」と評し、「しっかりやれば立っても寝てもいけると思う」と攻略に自信を見せる。デビュー2戦目で早くも外国人と対戦し、外国人とは今回が早くも3戦目。「外国人は骨格が大きかったりフィジカルが強かったりしますが、日本人相手とやることは一緒」と、特に意識することはない。

「最低でもKOか一本で勝つ。仕切り直しの一戦なので何もさせないで圧倒的に勝つ。全てにおいて他の選手と違うということを再確認してもらいたい」と、スーパールーキーは復活に燃えている。