2020/07/07（火）UP
（最終更新：2020/07/07 09:59）

ストロー級王座戦で越智vs川原が1年半ぶりに再戦

　8月23日（日）東京・ニューピアホールにて開催される『skyticket Presents DEEP 96 IMPACT』の対戦カードが発表された。

　本大会は東京都が発表した「新型コロナウイルスを乗り越えるためのロードマップ」に従い、今年3月1日に行われた『DEEP 94 IMPACT』以来、約5ヶ月振りの再開となる。同日同会場で昼に『skyticket Presents DEEP 95 IMPACT』、夜に本大会が開催されることとなった。

越智と川原の初戦は19年3月、このときは越智が判定勝利を収めている

　DEEPストロー級王者・越智晴雄（パラエストラ愛媛）が防衛戦に登場。川原波輝（Team Alpha male）との約1年半ぶりの再戦にベルトを懸ける。

　越智は空手、ボクシングをバックボーンとし、08年2月に修斗でプロデビュー。16年6月にDEEPストロー級王座に挑戦し敗北を喫するも、翌9月の再挑戦でカン・サトーにリベンジを果たし王座を奪取した。
　18年9月から参戦するRIZINではパンクラス王者・砂辺光久にKO勝利し国内ストロー級最強を証明。19年8月にはストロー級世界最強と名高いジャレッド・ブルックスとノーコンテストとなり、同年12月の再戦では惜しくも判定負けを喫した。

「朝倉未来1年チャレンジ」の3名がデビュー戦、ヒロヤは地下格闘技参戦経験を持つ

　対する川原は15年12月にパンクラスでプロデビュー。伝統派空手仕込みの打撃を武器に、16年3月からのDEEP4連戦を全て勝利する。昨年6月にRIZINへ初参戦し、征矢貴との打ち合いの最中にカウンターを被弾しKO負けを喫するも、その真っ向勝負魂はファンから高く評価されている。

　両者は19年3月のDEEPストロー級タイトルマッチで初対決。越智が判定勝利を収めたものの、川原も一歩も引かない打撃戦を繰り広げた。

　また本大会では朝倉未来が実業家の”青汁王子”三崎優太と手を組み始動した、若手格闘家育成プロジェクト『朝倉未来1年チャレンジ』において選出された3名のファイターが出場する。

西成はレスリングのバックボーンを持ち、格闘技のために自営業をたたんで上京

　今大会に出場が決定したのはヒロヤ（＝近藤大耶/トライフォース赤坂）、畠山祐輔（トライフォース赤坂）、西谷大成（トライフォース赤坂）の3名。当初5月大会への参戦予定だったが、中止に伴い本大会へのスライド出場となった。

　ヒロヤは地下格闘技への参戦経験も持つ”姫路では自分を知らないヤンキーはいない”と自称するヤンキーだ。西成はレスリングをバックボーンに持ち、東京での格闘技生活に人生を賭ける元自営建設業、畠山は柔道で全国大会に出場、アマチュア修斗関西選手権ウェルター級優勝の実績を誇る元警察官と、それぞれ鮮烈な個性を発揮している。