【UFC】ダニエル・コーミエ、コーチから引退勧告「すでに偉大な業績を残した、もう戦う必要ない」
元UFCヘビー級/ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエ(41=アメリカ)のコーチが、コーミエに引退を勧告する発言をした。
コーミエは今月16日開催の『UFC 252』でヘビー級王者のスティーペ・ミオシッチ(37=アメリカ)にタイトル挑戦し、判定3ー0で敗れた。コーミエは試合直後のインタビュースペースで「今後タイトル戦はないかな。タイトル以外の試合に興味はないし、これでヘビー級で最後の試合かもしれません」と引退を匂わせていた。
コーミエのコーチ、ハビエル・メンデス氏はMMA専門メディア『MMA Junkie』の取材で「41歳だし、彼は辞めるべきだ。私が会った27歳の時の彼とはもう同じ人間ではない。少し衰えたよ。彼はすでに偉大な業績を残している。もう戦う必要はない。タイトル戦しか興味のない彼がなぜ戦う必要がある?」と引退を勧告。引退後の活動は、テレビでの仕事や、将来のMMA王者を育てるコーチ業で多忙な“セカンドライフ”が待っているだろうと期待した。
コーミエはレスリングで華々しい成績を残した後、30歳にして総合格闘技デビュー。ストライクフォースでアントニオ・シウバやジョシュ・バーネットなど強豪を次々と倒し、34歳で無敗のままUFCデビューした。
15年ジョン・ジョーンズのライトヘビー級王座に挑戦するも判定負け。しかし以後は無敗のままライトヘビー級、ヘビー級と二階級を同時戴冠した(17年にジョーンズにKO負けで王座陥落も、ジョーンズは禁止薬物で失格しコーミエが再び王座に就いた)。そのオールラウンダーな強さ以外にも、ライトヘビー級でのジョーンズとのライバル関係や、ヘビー級でのミオシッチとの因縁で注目された。
●編集部オススメ
・【UFC】ダニエル・コーミエが引退を示唆「凄まじい旅だったよな」
・【UFC】元王者アンデウソン・シウバが10月引退か、ダナ・ホワイト代表が話す
・日本初進出のUFCジムが本格始動、英語が公用語「気分は格闘技留学」英会話プログラムも
・【ゲーム】UFCゲームに最新作、ダナ・ホワイト「最高傑作だ」予約特典にボクシング世界王者も(動画有り)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!