2020/12/09（水）UP
（最終更新：2020/12/09 18:59）

対戦が決定した”西の悪童”弘輝（左）と6連勝中の龍華（右）

　2021年1月24日（日）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される、K-1年間最大のビッグマッチ『K’FESTA.4』の第2弾対戦カード発表記者会見が、12月9日（水）都内にて行われ、弘輝（23＝team ALL-WIN）vs. 龍華（18＝TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER）の対戦が発表された。

　弘輝は、安保瑠輝也率いるteam ALL-WINの注目ファイターで、”ALL-WINの悪童”と呼ばれている。今年6月のKrushK-1 JAPAN GROUPに初参戦し、SEIYAを自慢の拳でKO勝利。9月のK-1大阪大会では、朝久泰央と対戦し、朝久のハイキックでKO負けを喫したものの、飛びヒザ蹴りで先制のダウンを奪うなど会場を沸かせた。

破壊力あるパンチで相手の顎を撃ち抜く弘輝

　対する龍華は19年・20年とK-1甲子園を連覇の実績を残し、18年11月にプロデビュー。デビュー戦を落として以降は、6戦6勝（3KO）の快進撃を続けている。サウスポーから繰り出される多彩な打撃が持ち味だ。今回がK-1初参戦となる。

　弘輝は「自分自身、2試合連続でK-1参戦させてもらえるので、大阪大会以上のインパクトを残してKO勝ちします」、龍華は「初のK-1参戦で嬉しくて、それに対して期待を裏切らないような試合をしたいと思います」とそれぞれ意気込む。
　

鋭いハイキックを放つ龍華（左）

　対戦相手の印象を聞かれると、龍華は「（弘輝の）試合の動画は2回見たけど、アグレッシブで良いファイター。安保選手とのABEMAのヤツ（企画）を見させてもらったんですけど、そろそろいい歳なので、いつまでもヤンキーぶってなくて、落ち着いたらいいんじゃないかなと思います」とABEMAの企画での弘輝の言動にチクリ。弘輝はその番組内では、ヤンキーと一触即発になっていた。

　それを受けて、弘輝は龍華に向かって「何歳やったっけ？」と呼びかけ、「18（歳）、いいね。でも俺は、何歳になっても、自分の気持ちに正直に生きたいから、龍華君もいいファイターやけど、もっと気持ち出して、K-1盛り上げていかないと、今後面白んないと思うから、盛り上げていこう」と“上”から返した。

　弘輝は、前回の試合で、朝久泰央とバチバチ打ち合いを展開したが、ハイキックでKO負けを喫している。しかし、今回の試合でも「K-1の舞台で判定狙って、足使って（試合を）しても、誰が見ても面白くない。この前と変わらないスタイルで、KOして倒せる力をずっと見せていきたい」と熱戦を誓った。

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