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【K-1】”西の悪童”弘輝「僕は常に倒すか倒されるか」対する龍華は「触らせないでKO」

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2020/12/23(水)UP

鋭い蹴り技を放つ龍華(左)

 対する龍華は19年、20年とK-1甲子園を連覇の実績を持つ。プロデビューは18年11月で、デビュー戦を落として以降は6戦6勝(3KO)の快進撃を続けている。サウスポーから繰り出される多彩な打撃が持ち味だ。今回がK-1初参戦となる。

 5歳から15歳までは極真空手に打ち込み、関東大会、全国大会、世界大会での優勝など華々しい実績を持つ龍華は、K-1への憧れから、中学を卒業した際に、K-1の舞台を目指す道を選んだ。空手時代の蹴り技、ミドルキックやローキックは、自身の戦い方に活かされているという。

 プロデビュー戦では敗戦を喫したものの、その後は6連勝と絶好調。「デビュー戦で負けたときは、格闘技を辞めようかメチャクチャ迷いました。自分は才能がないのかなと思って。それでデビュー2戦目の時に『次で負けたらもう辞めよう』と思って戦って、それからはずっと勝ち続けているので、デビュー戦の負けが今につながっていると思います」との言葉通り、敗戦を糧に進化してきた。

K-1の舞台に参戦する龍華(C)K-1

 対戦する弘輝については「アグレッシブで良い選手だと思うんですけど、なんかいつまでもヤンキーぶってて、正直イタいなと。もう20歳も超えていい年してるのに、そろそろ落ち着いた方がいいんじゃないかなって。『K-1 DX』の安保瑠輝也選手の企画でもオーディションに乱入してましたけど、あそこでわざわざ出ていく必要ないでしょ。落ち着いて最後まで見てなよと思ってました」と、率直な印象を話す。

「弘輝選手は打ち合いに来ようとすると思うんですけど、自分は自分の戦い方をして、何もさせないで倒したいなと思います。完封という形で、何もさせない・触らせないでKOできたら理想だなと思います。初K-1ということで、自分のいいところを見せて勝つことができたら1番いいと思います」とインパクトを残して、K-1初参戦を飾ると意気込んだ。

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