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【RIZIN】朝倉海、堀口恭司のカーフキックで「完全に足を効かされた、動けなかった」と敗因を分析

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2021/01/01(金)UP

朝倉は、堀口に敗戦し悔しさを滲ませた

 12月31日(木)に、さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』のメインイベントで行われた[RIZINバンタム級タイトルマッチ]で堀口恭司(30=アメリカン・トップチーム)に1RKO負けを喫して、王座陥落した朝倉海(27=トライフォース赤坂)が試合後インタビューに応じた。

 堀口が欠場していた間も、昨年の大晦日のケイプ戦を除き、着実に勝利を積み上げてきた朝倉だったが、序盤から堀口が右のカーフキックを何度も受けてしまう。このダメージが決め手となり、堀口に最後は右フックからのパウンドでKO負けを喫した。

この堀口のひざ下、ふくらはぎへのカーフキックが明暗を分ける形となった

「完全に足を効かされたことが敗因です」と朝倉。出入りの速いステップから繰り出される、右のカーフキックが全ての明暗を分けた形となった。

 堀口がカーフキックを蹴ってくること自体は、朝倉にとって想定内であった。しかし「外せると思っていました」との言葉通り、受け続けてしまうことが誤算だった。「僕も出入りが早い方で、今まであんまりローキックを蹴って来れる選手がいなかったので」とこれまでの相手に蹴られることがなかった、カーフでのダメージは想定外であったという。

「思いっきり踏み込んできたことに対抗できなかったです。2発目くらいから結構効いちゃっていました」としっかりと踏み込んで、蹴りを当ててきたために、カット出来なかったことも明かした。「足が機能しなくなり、動けなかった」という。

 向き合った堀口の印象は、前回朝倉が勝利した試合と特に変わらなかった。しかし「パンチで入ってこなかったですよね。合わせる準備はしていましたが、僕のパンチに対する蹴りで組み立ててきたので、それを外せると思い込んでいたので盲点でしたね」と自身のパンチに対する堀口の蹴りを受け続けてしまうことが誤算だった。

 敗戦を喫したが、これで堀口とは1勝1敗。今後のキャリアで3度目の戦いは十分考えられる。「リベンジするために、また色々修正して必ずリベンジしたいと思います」と前を向いた。

※全試合結果はこちら

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