【クインテット】山本美憂が怪我で参戦&プロデューサー辞退も、”ババァ舐めんな”のパンクラス女王・藤野恵実ら新チーム参戦
3月12日(金)東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催される『QUINTET FIGHT NIGHT 6 in TOKYO』の参戦チームが発表された。
当初は山本美憂チームとTEAM AACCの出場が予定されていたが、両チームともに出場候補選手の怪我によりチーム選抜ができなくなったという。
また、山本はこの女子大会のプロデューサーに就任していたが、QUINTETの桜庭和志プロデューサーによると「美憂ちゃんが怪我をして、一度辞退させてほしいと連絡があった。怪我だし、しょうがないので、また次回、できればやってもらいたい。今回、女子大会のプロデューサーの件はおいといて、次回、QUINTET出れる時があれば、色々話をしたい」と、QUINTETの公式YouTubeの動画で語っている。
山本美憂チームが参戦できないのは残念だが、新たに『TEAM Fairtex』と『TEAM Coroblock』の2チームが選出され、女子参戦チーム全3チームが決定した。
3チームの優勝までの図式は、1回戦でTEAM A vs TEAM Bが対戦。2回戦でTEAM A vs TEAM Bの敗者 vs TEAM Cが対戦。決勝は1回戦と2回戦の勝者が対戦する。
新たに参戦が発表された『TEAM Fairtex』は柔術の選手が中心。2017年IBJJF世界柔術選手権で2冠達成の実力者カロリーナ・デ・アモリン・クワハラがキャプテンを務める。その他、アジア選手権優勝の岸田蘭音、DUMAUインターナショナル2020優勝のジュリアンナ・ラウレンティーノ、ZST Battle Hazard08 女子GTFトーナメントで準優勝した今成正和の弟子・坂元和子、ASIA2019青帯rooster3位の吉田綾子と実績のあるメンバーが揃った。
もう1チームの『TEAM Coroblock』は、パンクラス女子ストロー級王者の藤野恵実をリーダーとし、MMAファイター中心のチームとなる。現在決定しているメンバーは藤野の他に、キックボクシング、女性初のパンクラシストとして総合格闘技でも活躍し、現在は柔術にも取り組んでいるWINDY智美、初代DEEP JEWELSバンタム級王者の端貴代が決定。残り2名の選手は現在調整中だ。
既に参戦を決めているのは『TEAM CARPE DIEM』。柔術アジアトップ選手を揃えた。柔術アジア選手権3連覇の石黒遥希(いしぐろ・はるき=22)をリーダーに、2019年アジア選手権を制覇したポジションどりのテクニシャンのの内山裕規(29)、ガナビー杯柔術国際オープントーナメント優勝者の守脇美友(41)、2019年のアジア選手権優勝者の菅里実(26)、身体の強さはチーム1と言われるオールラウンダー・SARAMI(30)と強豪選手が揃う。
果たして優勝はどのチームか。藤野はツイッターで「復帰戦はまさかのQUINTET。 MMAファイターは強いんだよ!」と19年12月にパンクラスタイトルを奪取して以来の試合となる。当時39歳の藤野は勝利後”ババァ舐めんな”発言で話題に。今回も熱い試合を期待したい。
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