【KNOCK OUT】松﨑公則vs花岡竜は28歳差対決、松﨑「命を燃やし尽くす」花岡「死ぬ気で勝ちに行く」

2021/03/23（火）UP
（最終更新：2021/03/26 07:42）

　またKNOCK OUT-BLACK（※ヒジ無し）ライト級の一戦では、高速右ストレートの使い手・古村匡平（21=FURUMURA-GYM）が参戦。同じ年の麻火佑太郎（21=PHOENIX）と対戦する。

　古村は幼少期から空手、ムエタイを習い17年にプロデビューを果たす。19年には15戦無敗のまま九州のキックボクシングイベント『大和』MUAYTHAIスーパーライト級王座を奪取した。
　昨年2月に行われた『無法島Presents KNOCK OUT 64kg GRAND PRIX』では、1回戦でレベルス-63kg王者・丹羽圭介に勝利。準決勝でバズーカ巧樹に判定負けするも、9月の『創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント』リザーブマッチで勝利し再起した。

　対する麻火はK-1甲子園2017 -60kgベスト4、2018年KAMINARIMON×新空手アマチュア最強決定戦-63kg級優勝と豊富なアマチュアキャリアを持つ。プロでも12戦のキャリアを持ち、元TENKAICHI Gライト級王座の経験がある。コロナ禍や相手のケガでの連続試合中止を経て、PHOENIX移籍後は2連勝。前戦は1R KOで勝利している。

　古村はコメントで「KNOCKOUT-BLACKライト級のベルトに挑戦するに十分だと思わせるような試合を見せたい」、麻火も「同日にタイトルマッチがありますが、それを超える試合を古村選手とできたら」と両者ともに同日に行われる同階級のタイトルマッチを意識する。

　またKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級の一戦では、濱田巧（26=team AKATSUKI）vs酒井柚樹（24=TEPPEN GYM）が対戦。

　濱田はREBELS-REDライト級王者の良太郎を師に持つ、粘り強くスタミナ豊富なファイター。19年12月には前王者・老沼隆斗に挑戦し惜敗、昨年8月には現王者・白幡裕星と戦いこれも接戦で敗北。王者クラスに惜敗するも、現在連敗中で勝ち星が欲しい所。

　対する酒井は那須川天心と共に練習するTEAM TEPPEN所属。ムエタイをバックボーンとし、昨年12月には、五冠を獲得している鳩と熱戦ドローを演じている。

　濱田はコメントで「キックボクシングは、もうあと何試合かしかやりません。悔いのないよう全力で戦います。矢吹丈のようまっ白に燃え尽きるまで…」とキック引退も視野に入れた背水の構えのようだ。対する酒井は「熱い試合をして圧倒して勝ちます」と激闘の勝利を約束した。

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