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【KNOCK OUT】松﨑公則vs花岡竜は28歳差対決、松﨑「命を燃やし尽くす」花岡「死ぬ気で勝ちに行く」

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2021/03/23(火)UP

四冠王・松﨑が、キックエリート・花岡竜と歳の差対決

 4月25日(日)東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2021 vol.2』の追加対戦カードが発表された。

 KNOCK OUT-RED(※ヒジあり)スーパーフライ級戦で、元REBELS-MUAYTHAIフライ級・スーパーフライ級二階級制覇し他二冠を経験した、松﨑公則(45=STRUGGLE)が参戦。

45歳の激闘王・松﨑が血まみれのヒジ攻撃で攻める

 アマチュア28冠を誇り、プロではINNOVATIONフライ級を戴冠している花岡竜(17=橋本道場)と対決する。

 松﨑は老獪なムエタイテクニックを武器に、現在のRED王座の前身であるREBELS-MUAYTHAIにおいて、2015年3月にフライ級、2016年10月にスーパーフライ級の王座を奪取。WPMF日本スーパーフライ級王座、J-NETWORKスーパーフライ級王王座を含む日本四冠を達成している。
 昨年7月で45歳を迎えた大ベテランながら、必殺のヒジを振るう姿は圧巻だ。

松﨑はぱんちゃん璃奈(右)、老沼隆斗(左)を引っ張るSTRUGGLEの選手会長的存在

 昨年12月には、花岡の同門である18歳の白幡裕星の相手が欠場のため、急遽10日前に代打オファーで出場。判定で敗北するも、3ヶ月後REBELS-REDフライ級王者となる白幡に「命懸けの松崎選手は怖かった」と言わしめた。

 対する花岡はスピードのある攻撃と高いディフェンス能力で、アマチュア28冠を達成。昨年8月にプロ5戦目にして、INNOVATIONフライ級王座を奪取。続く10月には元新日本キック王者・HIROYUKIと対戦し、5Rドローの大健闘を見せた。
 昨年末には、Rising力との無敗対決を制するも、今年2月に吉成名高の従兄弟・吉成士門に判定負け。初の黒星を喫した。

鼻血まみれの相手に容赦無くバックスピンキックを繰り出す花岡

 松﨑はコメントで「引退まであと少し、命を燃やし尽くします」と語り、SNSでも「命がけで戦います。中年の底力見せたいと思います」と28歳離れた若武者を必殺の構え。
 花岡もそれに呼応するようにSNSでは「死ぬ気で勝ちに行きます」、コメントでも「何もさせず完封しKOする」と再起に必勝を期する。親子ほど離れた歳の差対決は、互いの魂を賭けた激闘が予想される。

次ページは、古村匡平vs麻火佑太郎、濱田巧vs酒井柚樹

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