【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、4.25復帰戦決定に「今までで一番強い私を見せられる自信ある」
4月25日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2021 vol.2』の記者会見が8日、都内にて行われ、KNOCK OUT(旧REBELS)-BLACK 女子46kg級王者・ぱんちゃん璃奈(26=STRUGGLE)の復帰戦が発表された。
ぱんちゃんは、昨年11月のレベルスの大会を最後に、右拳の負傷により欠場が続いていたが、約5か月ぶりの試合復帰となる。
会見に出席したぱんちゃんは「やっと試合ができることが本当に嬉しいです。2月から徐々に拳の状態が良くなってきて、今はもう9割打ってます」と話す。
試合間隔がこれほど空いたのは初めてと語るぱんちゃん。「それだけに技術改造などに取り組む時間が増えた。「ボクシングジムにも通い出し、フィジカルも下半身をメインに鍛えていますし、パワーだけじゃない当て勘、テクニック、全部を考えてやっています」と技術的に進化しているようだ。
さらに食事面でも「管理栄養士さんにお願いして食事も変えて、怪我をしない体を作ろうと思って」と一人暮らしの食事管理を意識する。そして「遅くから始めたキックボクシングなので、誰よりも違うことをしないとトップに立てないと思って今は全部に力を入れてます。対戦相手に誰が来ても私の方が絶対キックに費やして考えているなというのはあります」と自信を見せた。
対戦相手は、緊急事態宣言が延長されたこともあり調整中だが、タイから強豪選手の招聘を予定しているという。
ぱんちゃんは準備期間さえあれば日本人選手の多くには勝てると自信を持つ。そして「日本人選手の候補もいくつか出して頂いたのですが、私は正直、ベルトを持っている選手以外、日本人選手とやる必要はないかなと思っています。それだったらタイ人で強い選手を呼んでもらえないですかとお願いして、キャリアのある強い選手を希望しました。そこでいくつか候補を出していただいているので、次は本場のタイの選手とやり合えたら良いなと思っています」と、語った。
「タイ人選手の条件もできれば50戦以上している方がいい、できればベルトを持ってる人、ゆくゆくは世界を目指したい」と語る。
アマチュア時代にはタイで試合をしたこともあり、タイ人と戦った経験もあるぱんちゃん。KNOCK OUTの宮田充プロデューサーは、対戦相手の候補には「ぱんちゃんより身長が高い選手も候補に上がってきていますし、身長は下回るけどガンガンくるファイタータイプも良いのかなと。ぱんちゃん選手もタイのリングで試合する第一歩になれば意義があるのかなあと思います」とコメントした。
ところでムエタイ選手といっても、ムエタイはヒジありだが、ぱんちゃんと戦うとなるとヒジなしとなる。それは、ぱんちゃんがヒジ無しのKNOCK OUT-BLACKのキックボクシングルールの王者だからだ。ヒジありのKNOCK OUT-REDルールへの挑戦はどうなのだろうか。
「いつかはヒジありルールもしてみたいと思います。私が不器用なので、パンチの時にヒジもあると脇が開いてしまったり、ルールが違うと打ち方も変わってきてごっちゃになるとアレなので、黒のベルト(ヒジなし)で日本人敵なしになってから、ヒジありルールにも挑戦してみたいと思います。いつかはヒジで斬ってみたいというのは夢なので、いつかは狙っていきたいと思います」と、以前から日本人のベルトホルダーとどんどん戦っていきたいと言っていたように、その勝利後はヒジありルール参戦への意欲を示した。
最後にぱんちゃんは「半年弱、長らくお待たせしました。4月25日、今まででいちばん強い私を見せられる自信があるので、リモート、会場で、たくさんの方に今回応援してほしいです」と、ファンへメッセージを送った。
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