ぱんちゃん璃奈、新生KNOCK OUTで3階級制覇宣言「喰いたい人がいればぜひ来て欲しい」と女子ファイター参戦を呼びかけ
12月18日(金)株式会社Def Fellowは会見を行い、現在運営中のキックボクシングイベント『REBELS』および『KNOCK OUT』のイベントを統合、2021年3月以降のイベントを『KNOCK OUT』ブランドに統一することが発表された。
この発表を受けたREBELS-BLACK女子46kg級王者・ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)に、発表の感想と新生KNOCK OUTへの期待について話を聞いた。
ぱんちゃんが獲得した初めてのタイトルは、今年8月に手に入れたREBELS-BLACK女子46kg級の王座。「初代のベルトを作ってもらったのがレベルス。初めて獲ったベルトがなくなるのはさみしい」と、表舞台から姿を消すレベルスの名に思いを寄せた。
一方で「元々レベルスとKNOCK OUTは一緒なので、団体が消えるわけでじゃない」と、ホームリングが消えるわけではないと理解。「初代王者として、ベルトを3つ獲りたいと思います」と、KNOCK OUTに新設される2つの女子ベルトを奪取すると改めて宣言した。
ぱんちゃんが持つREBELS-BLACK女子46kg級の王座は、そのままKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王座へスライド。新設される女子の階級はミニマム級(-47.5kg)とライトフライ級(-49.0kg)と、1.5kg刻みの行き来がしやすい階級となっている。
ぱんちゃん自身も「1.5kgずつで作ってもらえるとは思わなかった」と、階級間の行き来に意欲。「今は46.0、47.5のどちらでもいけますし、再来年は49.0で出られるように身体作りはしているので、3階級制覇です」と、複数階級制覇を具体的にイメージしているようだ。
話が来年2月、3月の試合に移ると「2月28日のレベルスは出られるよう、お医者様と相談していますけど、3月は難しいかも」と、今年11月に負った拳のケガにより連戦は厳しいという見解を示した。仮に医師から出場許可が出たとしても「一番の問題は対戦相手ですね。戦ってくれる相手がいないとモチベーションが上がらないので」と、2大会連続の対戦相手探しが困難だという。
そんなぱんちゃんが新生KNOCK OUTに期待するのは「女子選手にいっぱい来て欲しい」ということだ。「団体間の壁もありますが、そこを無くしていろんな選手が来てくれたらいい」と希望するぱんちゃん。現存する唯一の女子王者であるぱんちゃんを「喰いたい人がいればぜひ来て欲しい」と、広く参戦者を求める構えを見せた。
最後にぱんちゃんは「女子キックといえばぱんちゃんと言ってもらえるくらい女子キックを引っ張っていって、KNOCK OUTにお客さんを呼びたいと思います」と決意表明。新生KNOCK OUTの女子エースであるぱんちゃんの戦いは、まだ始まったばかりだ。
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