元UFC菊野克紀「空で臨む!」出るか刃牙の剛体術=5.9朝倉未来の1分試合にエントリー
朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める、アマチュア格闘技大会『BreakingDown』にUFCや巌流島などで活躍した菊野克紀(39)がエントリー。自身のTwitterで昨日2日に発表した。第1回大会は5月9日に行われる。
この試合は1分1Rという”超短期決戦”でのアマチュア総合格闘技(MMA)大会だ。東京・トライフォース赤坂に設置されたUFCと同じ直径9メートルのケージで戦う。
菊野は高校時代から極真空手を経て、上京後に総合格闘技を開始、DEEPライト級王座となった。14年よりUFCにも参戦。16年からは巌流島、そして東京五輪を目指すため18年にはテコンドーの全日本大会で準優勝。その後の選考で五輪代表にならなかったが、今回はこの1分ルールにエントリーを表明した。
菊野の空手は前述の通り極真空手から始まったが、巌流島時代は沖縄空手、現在は独自に武術を研究し、威力を追求する秀徹空手道の藤原将志にも師事している。
菊野はTwitterでこの大会参戦に「普通よりは試合時間短いけどもイザって時はもっと短い闘いになる。実戦的で面白そう!武術・護身の稽古として素晴らしいてことでエントリーしました」と発表。
そこで、菊野にインタビュー。この大会に出場し目指すものは何かと聞くと「心も体も空になること」と答える。
そして範馬刃牙が使う超破壊力の打撃『剛体術』の練習をしているという情報を聞いたことを伝えると、「まさに剛体術のような稽古はしていますが、それが出るかどうかは自然に任せます。それが空の状態ですね。何かしてやろうとか狙うとそれが緊張になり命取りになります。今まで散々経験してきましたからね」と空の状態でとらわれず追求する空手の技を出し、この1分の真剣勝負に出ようというものだ。
ところでこの大会、プロ3戦以下の選手しか出られない。菊野には応募資格が無いはずだが「ダメ元ではありますが何とかなれば。このルールに興味があるのです」と話した。
主催者は本来3月24日中に応募の中から選考通過の発表をする予定だったが、想像以上に応募者が多く、出場枠を増やすことになり数日選考を延長している。果たして菊野は参戦は実現するのか。
▶︎次ページは(動画)菊野克紀が強烈パンチの実演、そして解説をする動画
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