【K-1】JK卒業のMOE、移籍で再出発の優と対戦「しっかり目立てるように」=5.23

2021/04/19（月）UP
（最終更新：2021/04/19 19:55）

　5月23日（日）東京・大田区総合体育館で開催される『K-1 WORLD GP』の対戦カード発表記者会見が、4月19日（月）都内にて行われた。

　MOE（18＝若獅子会館）vs優（35/試合時は36＝NEXT LEVEL渋谷）の試合が決まった。

　MOEは18年12月に“現役女子高生ファイター”としてKrush初参戦。高梨knuckle美穂に敗れはしたが高いポテンシャルを見せた。その後は、タイの強豪パヤーフォンや元ボクシング世界王者・山田真子、菅原美優らと拳を交えてきた。高校を卒業して、今回が念願のK-1初参戦となる。

「K-1に出るのが初めてなので、しっかり思いっきり最初からいけたらと思います。頑張ります」との意気込みを語ったMOE。「スタミナがないのと、行くところで行けないところがある」との課題を克服するために日々の練習に打ち込んでいる。

　優については「いつかはやると思っていて見させてもらっていたんですけどパワーがあって、ガンガン来るタイプなのかなと思っている」との印象を語る。

　同じ階級では、菅原美優vsMIOの試合も組まれているが「菅原美優ちゃんは試合もしたことがあるので、比べられるところはあると思う。自分らの方が面白い試合出来ると思うし、優選手はガンガン来てくれると思うのでしっかり目立てるように頑張りたい」との決意を語った。

　対する優は、美容室のオーナー兼アイメイクアーティストの顔を持つファイター。17年5月のKrush後楽園大会でプロデビューすると、フィジカルを活かした真っ向勝負するスタイルでキャリアを重ね、20年11月のK-1福岡大会でK-1デビューも果たした。今回が2度目のK-1参戦となる。

　ジムを移籍した優は「押上道場から近場のNEXT LEVEL渋谷に移籍させてもらって初めての試合になる。新しいリニューアルした優を見せられたらなと思います。環境が変わっているので、一から自分のスタイルと何が合うのか、自分の得意な技を磨いて苦手なことを克服して、見つめ直す期間でした」と進化を予感させるコメント。

　MOEについては「前まで高校生だったから若いなあと感じていたが大人っぽくなって可愛くなった。小さい頃からやってて器用で上手」と分析しており、自身と“噛み合う”と認識している。

　さらに「私が呼ばれてる理由もあると思っているので、理由も含めてしっかり結果を出したい」と意気込んだ。

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