【K-1】“無敗の優勝候補”壬生狼一輝「男として生き様見せる」“TEAM武尊のエース”橋本実生「決勝で松本日向選手とやりたい」=5.23バンタム級T全選手コメント
5月23日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『K-1 WORLD GP』の対戦カード発表記者会見が、4月17日(土)都内にて行われた。
今大会では、1年2ヶ月ぶりにワンデートーナメントを復活させ、新世代を中心とした「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」の開催が決まった。以下で出場選手プロフィールとコメントを紹介する。
▼K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
橋本 実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第7回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝)
vs
大村 修輝(POWER OF DREAM/K-1甲子園2020 -55kg準優勝)
橋本は、真っ向勝負するスタイルで、19年に格闘代理戦争のTEAM武尊のエースとして活躍。同年9月にデビューして以来、Krushで実績を積んできた。昨年のバンタム級トーナメントでは、吉岡ビギンに敗れたが、準優勝の実績を残した。
大村は、武居由樹や江川優生らの王者を輩出したPOWER OF DREAMの新鋭。今回のトーナメントに出場する野田蒼とはK-1甲子園の決勝で対戦しており、惜しくも敗れたが、バチバチの熱戦を展開している。今回がデビュー戦にして、過酷なワンデートーナメント出場だ。
橋本
「最初から殴って殴って殴りまくって、バンタム級でも倒せることを見せたい。(最初オファーを受けて)またトーナメントかって感じでした。次で8戦目ですけど、このチャンスはラッキーだと思いました。バンタム級でもKOできることを見せたいです。最初から殴りまくります。僕が強いと思うのは、松本選手だけで、決勝で松本日向選手とやりたいですね。(鵜澤からの挑発を受けて)誰か知らんし」
大村
「デビュー戦でトーナメントということで、まず第一試合を勝てるように頑張ります。(オファーを受けて)正直びっくりしたのが1番です。嬉しいと言う気持ちもあって、インパクトのある試合を一回戦の1試合からして、自分の名前を覚えてもらえたらなと思います。どのジムにも負けないほど練習しているので、それが出れば1試合は勝てると思うので、アピールしていきたい」
▼K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
壬生狼 一輝 (力道場静岡/第7代Krushバンタム級王者)
vs
野田 蒼(月心会チーム侍/月心会チーム侍)
壬生狼は昨年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、今年1月のKrush後楽園大会では松本日向との無敗対決に勝利。今年3月には、吉岡ビギンが持つKrushタイトルに挑戦して、無敗のままタイトルを獲得した。戦績は10勝(2KO) 無敗。Krush王者、優勝候補として、トーナメントに参戦する。記者会見などではプロレスラー大仁田厚を意識した口調で、注目を集めている。
対する野田は、K-1グループでキャリアを積むTESTUの弟であり、K-1甲子園2020‐55kg王者。スピード感のある蹴り技と柔軟なファイトスタイルを武器に、Krushで経験を積んでいる。前回は今年2月に、1階級上のスーパー・バンタム級で、元Krush王者・晃貴にKO負けを喫している。今回が再起戦であり、ビッグチャンスだ。
両者はアマチュア時代に対戦したことがあり、その際は野田が勝利している。
壬生狼
「(野田に向かって)前の俺とは全然違うぞ。ぼってぼってぼてくりまわしたるからな。この大会技術云々じゃなくて男一人としてしっかりと生き様を見せて戦う。アピールは、生き様を見せることじゃ。ただ単に、金が欲しい。しっかり取って畑でもやります。(自身が熱望していたトーナメントが決まって)確かにわしが言ってできたトーナメントじゃがのう。バンタム級の8人がしっかり揃ってできた大会やと思っとる。今回、一人一人が主役で一人一人のストーリーを作ってこの大会を8人全員でしっかりと盛り上げていこうと思います。これからはおれたちの時代じゃ」
野田
「日本人トーナメント昔から見ていて好きで、オファーが来た時は嬉しかった。1回戦が大本命(壬生狼)で、下剋上して優勝したいですみんな強いと思うけどボコボコにしたい。今回1回戦はめちゃくちゃ打たれ強くて、上手い選手だけど技術で完封する。(壬生狼のキャラクターについて)会見前から怖くて怖くて考えてきたこと飛んじゃって、、、」
▼K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
松本日向 (K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg王者)
vs
鵜澤 悠也(K-1ジム五反田チームキングス/DREAM KHAOSバンタム級トーナメント優勝、第27回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝)
松本は格闘代理戦争出身で、デビュー後は3連勝を飾っていたが、昨年7月に予定された試合を頭部の怪我で欠場。復帰戦となった今年1月のKrushでは、今回トーナメントの優勝候補である壬生狼一輝に判定負けして、連勝がストップ。今回が再起戦であり、2度目のK-1参戦となる。
対する鵜澤は、強烈な左の拳を武器にアグレッシブなファイトを展開するファイター。昨年9月に開催された『DREAM KHAOS KHAOSバンタム級トーナメント』では1日2試合の過酷なトーナメントを制して、「KHAOSガールズと食事会をする」という夢を叶えた。
松本
「僕はシルバーウルフにお世話になっていて、大宮司さん、先輩や仲間に恩を返せるようにに頑張ります。自分が全力で頑張るところを見て欲しいです(トーナメントが決まって)最初は早いなと思ったけど、3月のK’SFESTAが盛り上がって、5月でやる意味があると思いました。ここの試合を盛り上げて主役にならない。必死に食らいつくところを見て欲しい。
(鵜澤については)大口叩いていたのでいいと思います。計量のパンツはすごいと思う。同期の大石がやられているので、自分はしっかり敵打ちをしたい」
鵜澤
「全員KOでぶっ飛ばして優勝したいです。死ぬ気で取ろうと思ってます。12月に負けているので、(オファーが来て)びっくりしたけど、俺持ってるなと言うのが実感できました。持ってる男なんですよね。アピールしたいところは、前回K-1で武尊とレオナ選手の試合で、ああいう試合を見てからの1発目なので、今回は激闘を見せて、エンターメント的にも盛り上がる試合にしたい。殺気を持って挑もうと思っている。
(対戦相手の松本については)普通に好青年です。正直強くて良い選手ですけど、やりたい選手と思ってなくて、橋本実生をぶっ飛ばしたい。シンデレラボーイ、チェリーボーイ、決勝上がってきて欲しいなと思います」
▼K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級日本最強決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
黒田 斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
vs
池田 幸司 (ReBORN経堂/K-1カレッジ2019 -55kg王者)
黒田は破壊力満点のパンチを武器に、20年10月よりスタートしたkrushバンタム級王座決定トーナメントで、1回戦は多久田和馬に勝利。準決勝では、吉岡ビギンと熱戦を展開するも、惜しくも敗戦した。対する池田はバンタム級で170cmと恵まれた体格を活かして、ここまで6戦4勝2敗の戦績を誇る。昨年12月には今回のトーナメントに参戦する鵜澤 悠也に勝利している。
黒田
「やっと来たかと言う感じで楽しみにしています。全員ボコボコにして、サクッと優勝したいと思っています。(アピール)ポイントは、最軽量なのでスピード感、技術力をアピールして、今回の試合終わって、バンタム級が1番面白かったと思っていただけるようにしたい」
池田
「この中でセンスと実力があると思っている。注目されてこなかったので、いつか証明したいと言う反骨心を持って練習してきました。チャンスが来たのでワクワクしています。やってやります。実力に伴った注目をされていなかったので、覆したいと思いました。アピールポイントは、K-1で活躍している選手はパンチ・ローが多いけど、多彩な蹴りを使って戦うので、蹴りの殺傷能力も見て欲しいです」
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