シバター、RIZINに不満「東京ドーム大会はギャラ積まれても出ない、一生RIZIN無敗でいい」

2021/04/25（日）UP
（最終更新：2021/04/25 13:36）

　YouTuberでプロレスラーのシバターが「RIZIN東京ドーム大会には出ない」と本日25日、自身のYouTubeで宣言した。

　緊急事態宣言の影響もあり、5月23日（日）に東京ドームで開催予定だった格闘技イベント『RIZIN.28』を6月13日（日）に延期するとRIZIN FF事務局が先日発表した。
　シバターによると、RIZIN大みそか大会後に、榊原代表以下、大会関係者と打ち合わせを兼ね食事に行ったところ、5.23東京ドーム大会にぜひ出て欲しいと相談されたという。シバターは相手次第だと言うと、「相手はこういう方がいる」と具体的に名前を出され、「それは面白い、それだったらやってみたいです」と返答。「練習しておいてくださいね。5月23日お願いします」ということだったが、まず、5.13から6.13に変更になったことがRIZIN関係者から連絡が未だに誰からも無いと言う。

　さらに「結構前に、結局、僕の東京ドーム大会は決まったんですか？ 決まったのならルールは？ ギャラは？と質問しているがそれも来てない」と運営の対応の遅さを批判した。

「HIROYAとの一戦のルールが決まったのも1週間前。ギリギリになったら宜しくって困る。仕事も忙しいし、やるんだったら2ヶ月ぐらいから固めてくれないと困る。宣言しますが、元々5月23日も連絡遅くて出るつもりなかったけど、6月13日も出るつもりはありません。どんなに皇治さんなどのビッグネーム出されても、ギャラを1千万、2千万積まれても出ようとは思ってない。ていうか、この感じだったら夢の舞台で一度勝ったし一生RIZIN無敗でいいかなと思っている。（朝倉）未来くんも出ないらしい。愚痴なんですけどね」と語った。

　RIZIN側は現在の緊急事態宣言とキャパに対する人数制限がどうなるか、ハッキリ読めないと選手にギャラも提案できないのが正直なところだろう。当初、3月の緊急事態宣言明けには会場キャパの半数で上限5千人から1万人に。4月中旬には上限を撤廃し、会場の半数までなら可能ということだったが、4月12日から東京都はまん延防止等重点措置を適用し再び集客は会場キャパの半数で上限5千人となった。
　シバターはエンタメ要員なだけに開催日と地上波枠が決まらないとハッキリとした答えが出せないのだろう。6月の感染状況、そして五輪に向けどのような人数制限になるか分からない。この1ヶ月でコロナが落ち着き、開幕する熱いバンタム級GP、そしてシバターも面白いと言った相手とのエンタメ枠での戦いも是非見たいところだ。シバターの気持ちが一転してくれることに期待したい。

▶︎次ページは（動画）シバターのRIZINへの不満と、ドーム大会に出ない宣言

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