2021/05/22（土）UP
（最終更新：2021/05/22 22:10）

計量をクリアーした寺山遼冴（左）と京谷祐希（右）

　またセミファイナル、バンタム級（-55kg）で対戦する同級5位・京谷祐希（山口道場）は54.95kg、DEEP☆KICK -53kg王者・寺山遼冴（TEAM TEPPEN）は54.80kgで計量をクリアー。

　当初、京谷は京介との対戦を予定していたが、京介が左手月状骨骨折により欠場。急遽、代替選手として出場する寺山日葵の実弟・遼冴は「姉が初防衛してバトンを受け取りました。自分は京介選手の代わりで選ばれたのですが、チャンスだと思ってしっかり勝ちます」と格上狩りに自信を見せる。

　いい勝ち方をすれば、京谷と同門のRISEバンタム級チャンピオン・鈴木真彦が保持するタイトル挑戦にも大きくアピールできることになるが、「やっている以上はチャンピオンを目指しているので鈴木選手を意識しています」とした。

　対する京谷は会見にオープンフィンガーグローブ（以下OFG）を着用して記者会見の席に着くと「先週、RISEでOFGでの試合があり、結構評判も良かったと思うので、これからもやってほしいと思いました。僕個人的には公式のアンバサダーだと思っているのでやる気はありません（笑）。公式アンバサダーとして応援していこうと思います」と勝手にRISE OFGマッチの公式アンバサダーに就任したと発言。

　意気込みを聞かれると「明日は普通のグローブの試合ですが、フィジカルに力を入れてきたので力強くなった自分を見てほしい。こんな元気のない世の中で試合ができることを幸せに思います。試合ができる喜びを嚙みしめて面白い試合をしたいと思います」とした。