2021/05/22（土）UP
（最終更新：2021/05/22 22:10）

計量をクリアーしたノラシン（左）と一馬（右）

　5月23日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『RISE149』の前日計量が22日（土）都内にて行われた。
　メインイベント、スーパーフェザー級（-60kg）で対戦する”連続KO勝利中”の一馬（MONSTAR GYM/同級1位）は59.85kg、ムエタイの強豪ノラシン・スペチアーレジム（タイ）は59.5kgで計量を一発でパスした。

▶︎【動画】一馬の前戦、前口太尊に豪快KO勝利した瞬間＝20年12月

　一馬はスーパーフェザー級1位。元航空自衛隊の経歴を持ち、YouTuberとしても活動している。一昨年2月に竹内皇貴に1R KO、昨年12月には同級2位だった前口太尊から3度のダウンを奪うKO勝利で2連勝中。

　RISE伊藤隆代表によると、当初は現王者・チャンヒョン・リーとのタイトルマッチを行う予定だったが、チャンヒョンが来日不可能となったため、今回の一戦の勝者は暫定王者決定戦に進むこととなった。

　一馬は「今回タイトルマッチの予定でしたが、流れてしまいました。明日はメインイベントということですが、内容を見せた上で最低でもKO勝ちをします。今までそれを目指して作ってきたので期待して下さい」とKO決着を予告。

　初のメインに抜擢されたことについては「僕はこれからベルトを獲る選手の一人。ここは試されているのでメインにふさわしい試合、チャンピオンになるにふさわしい試合をやらないといけないと思っています」と気合いを入れる。

　対するノラシンはこれまでルンピニースタジアム、ラジャダムナンスタジアムで王座を獲得しただけでなくプロボクシングでも実績を持つ。RISE初参戦となった今年2月の『RISE ELDORADO』では梅野源治と対戦し、判定で敗れるも、逆転を狙い前に出て観客を魅了した。

　RISE2戦目となるノラシンは「明日は得意のパンチと蹴りのコンビネーションで相手を倒します」とニヤリ。一馬の印象を聞かれると「特に何も思わない。普通の選手です」と言うと、一馬は「ちょっとイラっとしました。僕から見たらノラシンは小さいなと。フィジカル、テクニックでも圧倒できるという自信があります」とイラ立ちを見せた。

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