【RISE】一馬が3度のダウンを奪い前口太尊にKO勝利
RISEクリエーション
『RISE 144』
2020年12月18日(金)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第7試合) スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
〇一馬(MONSTAR GYM/同級1位)
KO 3R 1分32秒 ※右ストレート
●前口太尊(TEAM TEPPEN/元J-NETWORKライト級王者、同級2位)
一馬はスーパーフェザー級2位。元航空自衛隊の経歴を持ち、YouTuberとしても活動している。昨年2月に竹内皇貴に1R KOで勝利して以来の試合となる。
前口は常に激戦を展開しファンを沸かせてきた、戦績40戦を越えるベテランファイター。2017年8月にKNOCK OUTの「KING OF KNOCK OUT ライト級王座決定トーナメント準決勝」で見せた勝次(藤本ジム)との大激闘は、団体ベストバウトの一つとして高い評価を受けている。最近では、今年9月4日の『RISE142』で同じく激闘ファイトで人気の“狂犬”こと森本義久と大激闘の末に勝利し、波に乗っている。
ランク1位と2位の一戦。勝って王者・チャンヒョン・リーとの対戦へ大きく近づくのはどちらか。
1R、ジャブの一馬にローは前口。インローの前口に左フックを合わせる一馬。リーチのある一馬は前口のパンチに合わせて左フックを当てる。思い切りのいいワンツーで飛び込む一馬は左の飛びヒザで前口を下がらせると、さらにショートの右をテンプルに当て、返しの左もヒットさせる。前口はぐらつきながらもパンチを返す。
2R、長いストレートを飛ばす一馬に前口はボディやミドルを混ぜながらフックを狙っていく。一馬は距離を取るとリーチ差を活かしたジャブを突き刺し、右のカウンター、左フックを当てる。それでも倒れない前口に一馬がさらに左フックを当てるとついに前口がダウンする。しかし前口は立つと変わらず前へ出る。
3R、ラウンド開始早々に一馬がワンツーでダウンを奪う。立った前口はこれまで以上に前へ出てくるが一馬は入り際に左を合わせる。明らかにダメージがありながら前へ出てパンチを振るう前口に一馬もパンチで打ち合う。そして最後は前口の右フックに一馬が右の打ち下ろしをカウンターで合わせると、前口は前のめりに崩れ落ち、レフェリーがストップ。一馬がKO勝利でタイトルマッチへ大きく前進した。
【動画】一馬の前戦、前口太尊に豪快KO勝利した瞬間=20年12月
※再生するとKOの約10秒前から始まります。
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