2021/05/29（土）UP
（最終更新：2021/05/29 15:49）

ガヌーの強烈なパンチを食うミオシッチ（右）（UFC公式SNSより）

　今年3月28日（日本時間）に開催された『UFC260』のヘビー級タイトルマッチで、フランシス・ガヌー（34=カメルーン）に2R KO負けし、王座から陥落した前王者スティーぺ・ミオシッチ（38=米国）。3ヶ月後に39歳を迎えるベテランが現役引退の噂を否定し、タイトル再挑戦への決意を語った。

　クロアチアから移民した両親を持つミオシッチは26日、同国のスポーツメディア『gol.hr』の取材で、その年齢と3月の壮絶なKO負けから引退説が流れていたが、「引退の意志はない」と明言。タイトル再挑戦については「（ルーツである）クロアチアでやれるなら素晴らしい。クロアチアのファンは大好きだし、クロアチアの為に戦いたい」と、語った。

ガヌー（右）の左ハイをもらうミオシッチ（左）（©Getty Images／UFC）

　現在のヘビー級トップ戦線を見ると、新王者となったガヌーと同級2位でのデリック・ルイス（36=米国）と8月に初防衛戦を行う流れで、ミオシッチは再起戦で、このベルトを持つ勝者にミオシッチが挑戦する可能性が高いと言われている。
　もしくは、ミオシッチとの対戦に興味がないと発言しているが、ヘビー級挑戦の元ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ（33=米国）との対戦もあるのかもしれない。

　果たしてミオシッチは再起戦で誰と戦うのか。今後の動向が注目される。

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