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【UFC】王座逃したチャンドラー、再起戦の相手に元UFC暫定王者ジャスティン・ゲイジーの名を挙げる

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2021/05/29(土)UP

元ベラトール王者チャンドラー©Getty Images

 5月16日(日・日本時間)に米テキサス州ヒューストンで開催された『UFC262』のライト級王座決定戦にて、チャールズ・オリベイラ(ブラジル)にTKO負けし、王座を逃した元ベラトール世界ライト級王者でUFC同級4位のマイケル・チャンドラー(35=米国)。
 そのチャンドラーが再起戦の相手として元UFC世界ライト級暫定王者でUFC同級2位ジャスティン・ゲイジー(32=米国)の名を挙げた。

 先日の決定戦で1Rでフィニッシュ寸前までオリベイラを追い詰めながら、2Rにパンチの交換からオリベイラのパンチを被弾し、そのまま連打をもらい逆転負けしたチャンドラー。

オリベイラのパンチを直撃し崩れるチャンドラー(左)©️UFC

 25日に米格闘技メディア『MMA Fighting』の取材でその敗戦を振り返り「完全に自分のミスだった。アゴに一発をもらった。ガードを上げていなかったので、フィニッシュされた。1Rフィニッシュ寸前まで追い詰めていただけに余計に受け入れ難い負けだ」と、悔しい胸の内を明かした。

 さらに打撃を磨いてオクタゴンに復帰したいとするチャンドラーだが、そのタイミングは今年終わりを考えているという。

ヌルマゴメドフと対戦するゲイジー(右)(C)Zuffa LLC/UFC

 また、その気になる対戦相手については「チャンドラーvs(ジャスティン)ゲイジーが世界中のファンにとっては一番望んでいるカードじゃないか。お互いのキャリアを代表するような試合になるだろう。古き良き気持ちの入った激闘を楽しめると思う」と、ゲイジーの名前を上げた。

 ゲイジーは昨年10月の『UFC542』のライト級タイトルマッチで前王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)に挑戦したが、2R三角絞めで一本負けした。

 ゲイジーにとってもタイトル戦後の再起戦となり、タイトル再挑戦を狙う両者の戦いは激闘になることは間違い無いだろう。

 両者は現在同じ勝ち数で高いフィニッシュ率を誇る。チャンドラーは22勝(10KO/7一本)6敗。ゲイジーは22勝(19KO/ 1一本)3敗。年内の実現はあるか。

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