2021/06/01（火）UP
（最終更新：2021/06/02 19:41）

会見に出席した（左から）ベイノア、シビサイ、サトシ、RIZIN榊原代表、斎藤、スダリオ

　6月13日（日）に東京ドームにて開催される『Yogibo presents RIZIN.28』の追加対戦カード4カードが本日1日発表された。

　会見に登壇したRIZIN榊原信行代表は「今のこのコロナ禍の中で閉塞感とか、暗い顔しててもしょうがないし、格闘技界は全力で自分たちがサバイブしていくために、生き残っていくために、とにかく戦う姿を皆に見せる」と意気込みを語り「歴史的な、18年ぶりに扉が開く東京ドームの大会に、皆さん注目して、刮目していただけたらなと思っています」と呼びかけた。

　以下、決定カード

会見に出席したホベルト・サトシ・ソウザ

▼RIZIN　MMAルール 71kg契約
トフィック・ムサエフ（31=アゼルバイジャン）
vs
ホベルト・サトシ・ソウザ（31=ブラジル/ボンサイ柔術）

【解説】ムサエフは空手をベースに13年にMMAデビュー。14年からは負けなしの14連勝中。19年大晦日のRIZINライト級トーナメント準決勝でジョニー・ケースに1Rに左フックで倒しパウンドでTKO勝利。決勝戦ではパトリッキー・フレイレと激闘の末3-0の判定勝利でトーナメント優勝を果たした。

サトシは数々の柔術世界大会で優勝を重ねた“柔術界の至宝”。前戦は今年3月のRIZIN名古屋大会で、UFCやONEにも参戦した元パンクラス王者・徳留一樹に1R三角絞めで一本勝ちを収めている。
【選手データ】
トフィック・ムサエフ(31=アゼルバイジャン)/178cm 体重：71.0kg/戦績18勝（14KO/1一本）３敗/主なタイトル：19年RIZINライト級GPトーナメント優勝
vs
ホベルト・サトシ・ソウザ(31=ブラジル/ボンサイ柔術) 身長180cm 体重：71.0kg/戦績11勝（4KO/7一本）1敗/主なタイトル：初代REALスーパーライト級王座（2016年）、世界柔術選手権茶帯レーヴィ級優勝（2010年）アジア柔術選手権黒帯レーヴィ級優勝（2014年、2015年）16年同大会黒帯メジオ級優勝

斎藤裕

▼RIZIN　MMAルール 66kg契約
斎藤裕（33=パラエストラ小岩)
vs
ヴガール・ケラモフ（29=アゼルバイジャン)

【解説】斎藤は昨年11月のRIZIN大阪大会で行われたフェザー級タイトルマッチで朝倉未来に判定勝利し、初代RIZINフェザー級王者に。その朝倉戦で負った怪我により欠場していたが、今大会で約7ヶ月ぶりにリングへ復帰する。

ケラモフはムサエフと同門のファイター。体幹の優れたフィジカルと豪快な打撃を武器と。12年にプロデビューし、15年から現在まで11連勝。19年にイスラエルで行われたベラトール234ではグスタボ・ワリッツアーを1ラウンドわずか1分半、パンチでマットへ沈めた。20年2月のRIZIN.21はカイル・アグォンに判定勝利を収めると、リング上で「アゼルバイジャン！」と雄叫びを響かせた。
【選手データ】
斎藤裕（33=パラエストラ小岩)身長173cm 体重：66kg/戦績19勝（5KO/2一本）4敗/主なタイトル：第10代修斗世界フェザー級王者、初代RIZINフェザー級王者
vs
ヴガール・ケラモフ（29=アゼルバイジャン)身長175cm 体重：66kg/戦績15勝（6KO/6一本）3敗

スダリオ剛

▼RIZIN　MMAルール 120kg契約
スダリオ剛（24=PUREBRED)
vs
シビサイ頌真(30=パラエストラ東京)

【解説】今年3月のRIZINでプロレスラー宮本和志に僅か8秒でKO勝利もストップ後に追撃したことで物議を醸し、ペナルティを受けたスダリオ。その試合直後には「ちゃんとしたファイターとやらせてください」と、榊原代表にリクエストしていた。

シビサイ頌真

シビサイは190cm超えの恵まれた体格を武器に11年Krushでキックボクシングプロデビュー。12年からHEATに参戦し、DEEP、ZST、GRACHANと様々なリングで闘ってきた。“全身凶器”として知られる伝説の武道家・倉本成春師範から武術を学び、活躍の場を巌流島へと移すと4連勝。18年から参戦したRIZINは2勝1敗。スダリオには体格、戦績にしても釣り合いがとれる相手ではないだろうか。
【選手データ】
スダリオ剛（24=PUREBRED)身長190cm 体重：120kg/戦績3勝（3KO）0敗※元大相撲十両
vs
シビサイ頌真(30=パラエストラ東京)身長191cm 体重：108kg/戦績6勝（3KO/3一本）2敗　

“ブラックパンサー”ベイノア

▼RIZIN　MMAルール 73kg契約
“ブラックパンサー”ベイノア(25=極真会館）
vs
弥益ドミネーター聡志（31=team SOS）

【解説】RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア（25＝極真会館）が、何とMMAルールでRIZINに初参戦する。SNSではオープンフィンガーグローブで練習風景が公開されていた。ここでも極真空手の力を発揮できるか。

対するは昨年大晦日のRIZINで朝倉未来と対戦した元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志（31=team SOS）。戦績は11勝（4KO/5一本）6敗と勝ちのほとんどがフィニッシュ。打撃もグラウンドもできるオールラウンダーだ。前回は朝倉にハイキックで仕留められているが、今回はMMA初参戦の本格ストライカー。果たしてどう攻めるか。
【選手データ】
“ブラックパンサー”ベイノア(25=極真会館）身長178cm 体重：73kg/戦績17勝（9KO）3敗/主なタイトル：RISEウェルター級王者/極真会館第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会軽量級優勝
vs
弥益ドミネーター聡志（31=team SOS）身長176cm 体重：73kg/戦績11勝（4KO/5一本）6敗/主なタイトル：元DEEPフェザー級王者

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