RIZIN王者・斎藤裕、扇久保に続き修斗のベルトを返上、RIZIN GP参戦が理由か
第10代世界フェザー級王者・斎藤裕(33=パラエストラ小岩)が2021年3月末付けで同王座を返上した事がISC(インターナショナル修斗コミッション)より昨日31日に発表された。これにより、同王座は空位となる。
斎藤は自身のSNSでコメントを発表「この度、修斗フェザー級のベルトを返上することになりました。このベルトが自分を成長させてくれて、嬉しいことも苦しいことも全て蓄積していきました。現役王者としてRIZINに送り出してくれた、坂本代表には感謝してもしきれません。更なる高みへ精進していくのみです」と綴っている。
斎藤は昨年11月に初代RIZINフェザー級のベルトを朝倉未来と争い、見事戴冠。今年秋から始まるRIZINフェザー級グランプリに参戦の方向だ。
5月から始まるRIZINバンタム級グランプリに参戦する扇久保博正(34=パラエストラ松戸)も、今年1月31日に修斗世界フライ級のベルトを返上した。
扇久保は「このベルトを返上するのは辛いが、次にベルトを巻く人に貸し出すぐらいのつもりでいるので。僕の挑戦が終わったらこのベルトを必ず取り返したい。修斗には一度返上して離れることになりますが、またベルトを取り戻したいと思ってます」と語っていた。
このベルト返上が続くのは防衛期間の間に試合ができないことが大きいようだ。修斗ではタイトル獲得後、原則として以後1年以内ごとににランキング1位の者と指名試合(防衛戦)を行わなければならないというルールがある。RIZINのグランプリにはトーナメントに勝ち上がると1年近く試合と準備に縛られてしまうため、修斗の試合、それも同級1位の実力者との戦いは怪我などのリスクがあり、出場は困難だ。
昨年11月にはシンガポールの格闘技団体ONEに参戦している第10代修斗世界バンタム級王者、佐藤将光(33=坂口道場一族)が同王座を返上した。
佐藤の当時の返上コメントは「ONE Championshipへの参戦が決まってからはなかなか修斗で試合をするタイミングが作れず、心苦しくもありました。王座を返上することで修斗のバンタム級が更に盛り上がっていくことを願っています」としていた。
元修斗世界王者たちが別団体の大舞台で更に活躍していくことを願いたい。
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