【RIZIN】榊原CEO、引退検討の朝倉未来に「辞めさせる気は全くない。信じている」
6月13日(日)東京ドームで開催された『RIZIN.28』の終了後、RIZIN CEOの榊原信行氏が取材に応じた。
メインイベントではクレベル・コイケ(31=ブラジル/ボンサイ柔術)が朝倉未来(28=トライフォース赤坂)から三角絞めで一本勝ちを収めるといった衝撃的な展開で幕を閉じた。
【フォト・連続写真】朝倉未来の強打、クレベルの三角絞め! 決定的瞬間=計12枚
榊原CEOは、敗戦を喫した朝倉が「今後は一度引退も含めて考えてみてという感じですね」と発言したことに触れ「本当にしっかり考えて欲しいと思うけれども、逃しはしないというか、こんなところで辞めさせる気は全くない。猛然と朝倉未来に復帰戦に向けての交渉を、今日いきなりという訳にはいかないので、クールダウンしてタイミングを見て熱烈なラブコールを送りたい。辞めることはないと信じていますし、辞められないと思っています」と熱く語った。
これまでの朝倉の戦いから今回の敗戦を目にして「プロの格闘家ってだんだん周りの人たちが神格化するというか、大きく見られていったり、幻想をまとわされたりする。未来も自分自身をもう一度見つめ直すいい機会になった。何が足りないのか、今の練習環境も含めて、この先にNEW朝倉未来として生まれ変わるためには、頭のいい努力家でもあるので考えると思います」と新しい朝倉未来に期待を寄せる。
さらに「しっかりNEW朝倉未来として、自分のレベルアップには挑んでいくとなった時点で、ベルト戦線からは一歩、二歩後退したと思いますけど、また何試合か実績を積んで外国勢も入ってくれば環境も変わると思う。挑んで頂けるような方向性を決めたい」と、 と期待した。コロナ禍が明けると強豪海外勢も来日し、熱いカードも組める。朝倉は再起に向け再びRIZINのリングに立つことになるのか。
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