2021/06/17（木）UP
（最終更新：2021/06/17 21:51）

王者・工藤政英が初防衛戦で竹内将生を迎える

　7月28日（水）東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 151』の第1弾対戦カードが発表された。

　RISEフェザー級（-57.5kg）王者・工藤政英（30＝新宿レフティージム）が竹内将生（26＝エイワスポーツジム/同級1位、Bigbangフェザー級王者）を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う。

強烈なローキックを蹴り込む工藤（左）

　工藤は強烈なボディブローとローキックを武器に、粘り強い戦いを得意とする選手で、18年6月に森本“狂犬”義久との激闘を制して第3代RISEフェザー級の王座を獲得。同年よりONE Championshipに参戦するも、シントンノーイやペッダム、パンパヤックといった一線級のムエタイ戦士の前に苦戦し不調が続いたが、今年1月のRISEで大田拓真、4月のRISEでは田渕神太と、他団体王者を相手に2連勝中だ。

　その工藤に挑戦する竹内は、Bigbang、MA日本キック、J-NETWORK、WMC日本王座を獲得した国内四冠王。パンチやキック、ヒジ、ヒザをバランスよく使いこなし、倒しきる力を持つ。今年1月に当時無敗の門口佳佑にムエタイテクニックで競り勝ち、タイトルマッチへの切符を手に入れた。

　工藤が初防衛に成功し、更なる長期政権を築くのか。それとも竹内が念願のRISEのベルトを持ち帰るのか。

竜哉・エイワスポーツジムと薩摩3373が、新設のフライ級で対戦決定

　また、今大会より正式に新設されるフライ級（-51.5kg）で、竜哉・エイワスポーツジム（20＝エイワスポーツジム）と薩摩3373（39＝TARGET）が対戦する。

　竜哉は小学生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻くと、中学1年生の時にタイでプロデビューして試合経験を重ねた。
　18年4月に国内プロデビューすると、いきなりWMC世界ピン級王座を獲得。その後はIBFムエタイ世界ミニフライ級王座、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座、WPMF世界ミニフライ級王座を獲得し、今年2月にRISEへ初参戦して渡邊愼一に判定勝利した。

今年2月のRISEで、パンチを顔面にクリーンヒットさせる竜哉（右）

　対する薩摩は、長年ヒジ有りルールでキャリアを積んできた、軽量級ベテラン選手。遅咲きではあるものの試合運びのうまさには定評があり、首相撲でも高いテクニックを持ち、MA日本フライ級王座、REBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得してきた。
　今回は満を持してのRISE初参戦。19歳年下の竜哉を相手にどんな戦いを見せるか。

　その他、バンタム級（-55kg）で良星（Team Bull）vs知花デビット（エイワスポーツジム）、フェザー級（-57.5kg）で山川賢誠（Kickboxing Academy Sapporo）vs梅井泰成（TEAM TEPPEN）など、6カードが決定した。

＜決定対戦カード＞

▼RISEフェザー級（-57.5kg）タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
工藤政英（新宿レフティージム/王者）※初防衛戦
vs
竹内将生（エイワスポーツジム/同級1位、Bigbangフェザー級王者/挑戦者）

▼フライ級（-51.5kg） 3分3R
竜哉・エイワスポーツジム（エイワスポーツジム/WPMFムエタイ世界ミニフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者、IBF世界ミニフライ級王者）
vs
薩摩3373（TARGET/第20代MA日本フライ級王者、元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者）

▼バンタム級（-55kg） 3分3R延長1R
良星（Team Bull/同級2位）
vs
知花デビット（エイワスポーツジム/WMC日本バンタム級＆フェザー級王者）

▼フェザー級（-57.5kg） 3分3R延長1R
山川賢誠（Kickboxing Academy Sapporo/同級5位）
vs
梅井泰成（TEAM TEPPEN/同級7位）

▼スーパーフェザー級（-60kg） 3分3R
瑠夏（L-REX）
vs
奥平将太（Team Bull/Bigbangアマチュア6階級王者）

▼スーパーフライ級（-53kg） 3分3R
星　憂雅（IDEAL GYM/2019年Amateur RISE Nova全日本大会-55kg級優勝・大会MVP）
vs
金塚聖也（チームドラゴン）

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