2021/06/19（土）UP
（最終更新：2021/06/19 20:07）

“コリアン・ゾンビ”チャンソン（左）がイゲ（右）とフェイスオフ（©Getty Images／UFC）

　6月20日（日・日本時間※以下同）に米ネバダ州ラスベガスにて開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス』（UFC APEX）の前日計量が19日行われた。

　メインイベントのフェザー級（145ポンド/65.8kg）マッチに出場するジョン・チャンソン（34=韓国）と対戦相手のダン・イゲ（29＝米国）が146ポンド（66.22kg）で共に計量をパスした（タイトル戦以外は、全て1ポンドオーバーのみ許容範囲として認められている）。

　公開計量で、チャンソンはパスすると、自信満々の笑みでマッスルポーズ。対するイゲは最初のトライで体重超過だったため、下着を脱いだ2度目のトライでパスした。目の下のクマとパスした瞬間のホッとした表情が印象的だった。
　フェイスオフでは、両者はガッチリと握手。チャンソンは終始、余裕の笑顔だった。

計量パスのチャンソン（©Getty Images／UFC）

　チャンソンはパンチ力と打たれ強さを持ち味に、“ザ・コリアン・ゾンビ”の異名で知られる選手。13年8月には代役ではあったが、UFCフェザー級タイトルマッチを経験している。前戦となる昨年10月にブライアン・オルテガに判定負けし、連勝を止められた。MMA戦績は16勝6敗で現在ランキング4位。

　チャンソンの再起戦の相手は、同級8位の強豪イゲ。イゲは前戦となる今年3月のギャビン・タッカー戦で衝撃の22秒KO勝利を飾るなど、油断ならない相手だ。

同級8位の強豪イゲ（©Getty Images／UFC）

　本大会はこのほか、“RIZINの看板を背負い世界と戦う”第7代Invicta FC世界ストロー級王者・村田夏南子（28）がUFC第2戦目で、第5代Invicta FCストロー級王者のビルナ・ジャンジロバ（32＝ブラジル/ストロー級13位）と対戦するが、両者共に計量をパスした。

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【UFC】再起戦に挑む“コリアン・ゾンビ”チャンソンが余裕の笑みで計量パス、メインで秒殺KOのイゲと激突＝6.20