2021/07/02（金）UP
（最終更新：2021/09/06 13:58）

5月のKNOCK OUTでは右ハイキックでKOした栗秋祥梧

　九州を活動拠点とするKPKB（九州プロキックボクシング）の第4回大会『KPKB vol.4』を9月5日（日）アクロス福岡イベントホールにて開催することが決定、第1弾対戦カードが発表された。

　KPKBスペシャルマッチに栗秋祥梧（26＝クロスポイント吉祥寺）が登場、KPKBフェザー級王者・銀次（25※試合時は26＝Next零）と対戦する。

　大分出身の栗秋は26歳ながら、和製ムエタイファイターとして地元・九州で重ねたキャリアは50戦以上。ISSHIN、大和、stair king、PRINCE REVOLUTION（二階級制覇）といった九州の大会で獲得した5つのタイトルを引っ提げて18年に上京し、クロスポイント吉祥寺の門を叩くと、天性の当て勘を武器に国内外の強豪としのぎを削る。

栗秋の勝利のバク宙は見られるのか!?

　常に王座を狙うポジションに位置してきたが、昨年9月のKNOCK OUTで宮元啓介、12月のREBELSでダウサコン・モータッサナイに判定負け。今年2月にはシュートボクシングで笠原友希と対戦も、裏投げを決められるなど判定負け。先月4月4日の『KNOCK OUT-EX』では接戦も0-2で判定負け。連敗が続いていたが、5月の『KNOCK OUT』ではTENKAICHIバンタム級王者・No-Ri-を右ハイキックで1R KOし復活を果たした。

　クロスポイント移籍後、初の九州での試合を前に、栗秋は「地方でも頑張ってる選手達やお客様にもいい刺激になれる様に華のある試合をします」と意気込みを語る。

5月のKNOCK OUTで小笠原裕典（左）と延長戦にもつれ込む大接戦を繰り広げた銀次（右）

　その栗秋を迎え撃つ銀次は福岡在住でKPKBのタイトルのほか、TENKAICHIフェザー級王者、大和57.5kg王者の三冠を保持する。今年5月に『KNOCK OUT』初参戦を果たすと、小笠原裕典と延長戦にもつれ込む大接戦を繰り広げドローの結果に終わったが、この階級で日本トップクラスの位置に近いことを証明した。戦績は16勝（6KO）3敗3分。激闘必至の一戦を制覇するのはどちらか。

　なお、九州プロキックボクシング（KPKB）では、各階級のリミット体重は以下の通り改定した。

KPKB各階級とリミット体重（2021年6月17日改定）
・バンタム級 53.0kg
・スーパーバンタム級 55.0kg
・フェザー級 57.5kg
・スーパーフェザー級 60.0kg
・ライト級 62.5kg
・スーパーライト級 65.0kg
・ウェルター級 67.5kg
・スーパーウェルター級 70.0kg
・ミドル級 72.5kg
・ヘビー級 90.0kg以上

KPKB実行委員会
『九州プロキックボクシング vol.4』
2021年9月5日（日）福岡・アクロス福岡イベントホール
開場15：30　開始16：00

＜決定対戦カード＞

▼KPKBスペシャルマッチ　フェザー級
銀次（Next零/KPKBフェザー級王者）
vs
栗秋祥梧（クロスポイント吉祥寺/元5冠王者）

▼KPKB -63.5kg契約
西本竜也（ダイアタイガージム/KPKBライト級3位）
vs
関幸一郎（ELEPHAS/KPKBスーパーライト級2位）

▼KPKBスーパーフェザー級
児島伸弥（GREED GYM/KPKBスーパーフェザー級3位）
vs
大志（tNp）

▼KPKBフェザー級
瀬戸口礼（薩摩ジム/KPKBフェザー級2位）
vs
ストロングアゴー・ケンサク（SK ACTIVE）

▼KPKBバンタム級
虎タイガ（CMG/アマチュア5冠王者）
vs
杉原幸四郎（NEW light）

▼KPKBバンタム級
臣龍（KIZUNA田川本部道場/KPKBバンタム級1位）
vs
鉄平（Next零）

▼KPKB -61.5kg契約
クレイジーハスキー尚吾（KING EXCEED）
vs
裕希（RAOU JAPAN）

▼KPKB女子 -49.0kg契約
坂本　優（真樹ジムオキナワ）
vs
AYA（BLA-FREY/全日本グローブ空手2018年全日本大会・一般女子の部優勝）

▼KPKB女子 -50.0kg契約
彩花（KING EXCEED）
vs
Mitsuko（ELEPHAS）

＜出場予定選手＞
ダルビッシュ黒木（KING EXCEED/RISE WEST -63kg 九州最強決定トーナメント～Road to RIZIN～優勝）
栗原陵（MSKC/2018年KAMINARIMON全日本トーナメント-70kg準優勝）