【UFC】緊迫フェイスオフでマクレガーがまさかの“激怒”蹴り！余裕の笑みのポイエーは「昔は強かった、弱くなったなぁ」＝7.11

2021/07/09（金）UP
（最終更新：2021/07/11 12:50）

　7月11日（日本時間）に米ネバダ州ラスベガスにて開催される『UFC264』で対戦する元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー（32=アイルランド）とUFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー（31=米国）が9日、公開の記者会見に出席した。

　6ヶ月ぶりに3度目の対戦となる両者。壇上の会見席につく前、マクレガーがポイエーを挑発。するとポイエーがつけていたサングラスを外すなど、激怒した様子。ホワイト社長や警備員が二人を抑えるなど、会見は始まる前からヒートアップした。

　マクレガーは「当日の夜、オマエはオクタゴンの中で犬のようにウロウロと逃げまとうんだ。負け犬の田舎者だ、オマエは！」と叫ぶと、するとポイエーが「あなたは昔、強かった。そしてトラッシュトークも以前の方が上手かったよ。弱くなったなぁ」と余裕の笑み。

　さらに、現場の記者がマクレガーに対し、今年1月の前戦の前日会見ではマクレガーがトラッシュトークを仕掛けず“紳士的な”態度だったことをあげ、「今回はどうして全く違う態度を取るのですか？」と質問すると、ポイエーが遮るように「その理由はKO負けしたからだよ」と回答。
　すると、マクレガーが返す言葉を失ったように沈黙。ポイエーは続けて「速攻のマクレガーはもういない、いるのは眠ったマクレガーさ」と、ダメ押しの“口撃”を加えた。

　両者の舌戦は続き、終始、怒りモードのマクレガーは「前にヤツが勝ったのはまぐれだ。今回、それを正してやる」と叫び、対照的にポイエーは「確かに彼は危険なファイターだ。しかし、自分にとっては以前に倒した選手。今回も再び倒す自信がある」と冷静に返した。

　最後のフェイスオフ、会場のマクレガーファンの声援にさらに高揚したマクレガーは、ダナ・ホワイト社長が乱闘を食い止めようとし、両者の中央で広げている手の下から、ポイエーの右足の膝上に蹴りを当てた。

　決着戦に挑む両者。緒戦となる今回の舌戦は余裕の態度だったポイエーに軍配か。果たして、本場のオクタゴンの中での戦いはどのような結末を迎えるのか。

▶︎次ページ【動画】は、舌戦のマクレガーとポイエー、緊迫フェイスオフで、マクレガーが“激怒”の蹴り！

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