2021/07/07（水）UP
（最終更新：2021/07/07 17:01）

今年1月、マクレガーとの再戦に勝利したポイエー（左）果たして決着戦の行方は©Getty Images

　7月11日（日本時間）に米カリフォルニア州ラスベガスにて開催される『UFC264』で元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー（32=アイルランド）と対戦するUFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー（31=米国）が、マクレガーとの3度目の決着戦について、その戦略を語った。

　ポイエーは4日のESPNの取材で、前戦の勝因となった“カーフキック”を今回も使用するかの質問に対し「もし私がカーフを蹴ったら、確実にマクレガーはチェック（防御）をするだろう。彼のMMAや戦いに対する理解力を考えたら、彼はそれができるはずだ。だから、私はカーフは蹴らないかもしれない。むしろ、マクレガーがカーフを蹴ってくると想定しているから、私はカーフキックに対するカウンター攻撃を準備している」と、カーフキックについてカウンターを含めた攻守の全てを準備していることを明らかにした。

ポイエーの左がマクレガーの顔面にクリーンヒット！©Getty Images

　戦いの展開については「彼は前回よりアグレッシブに来るはず」と、マクレガーが短期決戦を望んでいると断言。その理由について「戦いを伸ばすと私が有利になるからだ。彼は私にリズムを作らせないように、すぐに襲いかかってくるはずだ。もし、戦いが1Rを越えて、2、3、4Rと長引いて、お互い削りあいダメージを負いながらの展開になれば、私が10回やって10回全て勝利する自信がある」と、長期戦でマクレガーを追い込む構えだ。

　両者は14年9月に初対決し、その時はマクレガーが初回KO勝利。今年1月に『UFC257』で約6年ぶりの再戦を行い、今度はポイエーが2R TKO勝利を収めている。

　わずか7ヶ月間での再戦。マクレガーはポイエーの戦略にハマってしまうのか。それともそれを超える動きを見せてくれるのか。

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