【RISE】SNSで舌戦の白鳥大珠と直樹が1年ぶり再戦決定「ボコボコにして解説席に戻す」(白鳥)=9.23横浜
9月23日(木・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の追加対戦カードが12日都内にて発表された。
因縁の再戦がついに決定。白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と直樹(BRIGN IT ONパラエストラAKK)が、1年前と同じぴあアリーナMMの地で再び激突する。
両者の初戦は昨年10月の『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』にて行われたRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント準決勝。優勝候補として注目を集めていた白鳥に対し、直樹が右ヒザ蹴りを直撃。白鳥の額を割り90秒TKO勝利を収めた。
今年7月18日のRISE大阪大会のリングに、9月横浜大会への出場者として両者は登場。ここでは白鳥は9月RISEで、直樹は大晦日RIZINでの再戦をアピールした。その後SNSで舌戦を繰り広げたこの両者の決着戦は、白鳥が希望する9月横浜で行われることとなった。
「ファンに夏を感じてもらえたら」と、涼しげな浴衣姿で会見に臨んだ白鳥。前回の試合を振り返り「前回ドクターストップで負けた結果は納得しているというか、あの日は俺が弱かった」と敗北に異論なし。その上で「圧倒的な差を見せつけられて負けたわけでもない。俺はすぐにでもやりたかったので、今回はボッコボコにする」と前回の鬱憤を晴らすような勝利を目指すという。
形としては白鳥が希望した9月大会での再戦となったが、このタイミングについても「9月大会出場予定のリングに上がって、大晦日にやろうというのは何を言っているのか。9月に白鳥をぶっ倒して大晦日に出るくらい言えよ」と直樹の発言を痛烈に批判。またこの因縁はRISEで生まれたことに触れ「RISEでできた話なので、RIZINでやる意味は無い」とRISEでの決着に意味があるとした。
対する直樹は「決まったからには、俺は特にいうことはないですね。やるだけです」と、この再戦にあまり思い入れはない様子。白鳥が再戦を希望していたことに触れると「そんなのは負けた人は誰でも言う。次は再戦を見たいと言わせないくらいボコボコにします」と力強く返り討ちを宣言した。
白鳥が批判したRIZINでの決着を望んだ心を「より多くの人が見ている舞台でぶっ飛ばしたかった思いが強かった」と説明した直樹。結果として9月のぴあアリーナMMでの再戦となったが「お客さんも見やすい会場ですし、リングが小さい感じだったので、激しい戦いになると思います」と気持ちを切り替え、ぴあアリーナMMでの決着戦に臨む構えを見せた。
両者の前回対戦からの行動には大きな差がある。白鳥は今年2月に原口健飛に敗北したものの、6月にはRIZIN KICK ワンナイトトーナメントを制覇。一方の直樹は1月に秀樹を下しRISEライト級王座を獲得した以降は試合がなく、ABEMAの解説席に座る機会が増えていた。白鳥はこの期間に触れると「(試合のペースは)個人差がある。コンスタントに試合をしないタイプもいる」と、試合間隔は影響しないとの見解。その上で「よく解説席にいたので、今回ボコボコにして解説席に戻してやろうかな」と直樹を挑発すると、直樹は持ち前の飄々としたスタンスで「ボコボコにされても俺を解説に使ってください」とおどけて見せた。
因縁の決着戦となるこの一戦。白鳥が望んだ9月大会でリベンジを果たすか、直樹が返り討ちを果たし大晦日RIZINの切符を手にするか。
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