“社会貢献ファイター”志朗が、子どもたちや被災地に寄付を続ける理由「試合で結果を残せば、支援も広がる」
9月23日(木・祝)神奈川・横浜アリーナで開催の『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』で行われる[RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント準決勝&決勝]。準決勝戦でRISEスーパーフライ級王者・大﨑一貴と対戦する、ISKAムエタイ世界バンタム級王者・志朗(BeWELL キックボクシングジム)。
志朗は以前からタイのHIV小児施設への支援や、東日本大震災の被災児童への教育支援、熊本水害への支援を行うなど“社会貢献ファイター”としても知られる。今年7月には、子どもの健全育成や国際協力、農業支援等を行うNPO法人『志の会』を立ち上げ[志朗スマイルサポート]として活動を行ってゆく。
7月30日には福島市の子ども食堂へ、熊本県の山都町と芦北町で生産された米を計600kg、福島市長を通じて寄付した。福島市への米の寄付は、4月に150kgを寄付しており、今回で2度目となる。
熊本県山都町は、美しい棚田での米作りが名物だが、16年の熊本地震の際に被害を受け、米作りをやめてしまう人も多く出た。また、芦北町も昨年の熊本豪雨で被害を受けた。
志朗をプロモートする『Kick-Revolution』によると、両町の主要生産物である米を志朗が買い取り、子ども食堂等へ寄付として渡すことで、生産支援に少しでも役立ち、また熊本に関心を持ってもらうことにもなると言う。また将来、被災地同士の交流にも繋げていければとのことだ。
志朗は「結果を残していけば知名度も上がって、支援出来る幅も広がっていく」と語る。
昨年の『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~』で優勝し、500万円のトーナメントの賞金を獲得した志朗。他ファイトマネーやチケットの売り上げなども、RISEに参戦してから上がってきたと言う。その収入の一部を活動費や寄付にまわしている。
最近では熊本に行くと「志朗選手ですか」と声をかけられることもあると言う。志朗は「被災地の方から”忘れられることが一番つらい”とよく聞く。自分の注目度が上がることで、熊本や福島が『あの志朗が支援しているんだ』と関心をもってもらえるきっかけになれば」と支援の気持ちが、試合のモチベーションにもなっていると語る。
▶次ページ:支援の原点はタイでの経験「子どもが一番被害に遭いやすい」
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