2021/09/04（土）UP
（最終更新：2021/09/04 11:48）

公開練習後の取材に応じる久保優太

　9月19日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.30』。レスリング・リオ五輪銀メダリスト太田忍（27＝パラエストラ柏）を相手に初のMMAルールに挑戦する、初代K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太（33＝PURGE TOKYO/BRAVE）が都内で公開練習を行った。

【動画】久保のMMAスパーリング映像（公開練習）

　元K-1王者の久保は、昨年6月にボクシング転向を宣言後、自身のジムを設立。しかし、ボクシング挑戦はなく、突如、RIZINで総合格闘技に挑戦することとなった。

　公開練習で、久保はミット打ちを披露。続くマススパーでは相手のタックルを切り続けるなど、五輪レスラー太田との対戦準備ができていることを伺わせた。

　また、MMA初戦の相手が五輪メダリストの太田になったことを改めて尋ねると「レスリングで1番になった選手とK-1で1番を獲った選手の戦いは、子供の頃から夢見ていた“異種格闘技戦”。自分もそれを目指して、格闘技の世界を目指した。ファンの人を楽しませる試合は格闘家冥利に尽きる。しっかり勝って次につなげたい」と意欲を見せた。

　久保はこの試合の先を問われると「特に戦いたい相手はいない」としながらも、久保にMMA入りを勧めてくれた朝倉未来との対戦への興味を尋ねられると一変。
「僕のMMA転向のきっかけを作ってくれた選手なので、いつかやれたら嬉しい。いま目標が出来ました」と、将来の朝倉とのドリームマッチに興味を示した。

▶︎次ページは【動画】久保のMMAスパーリング映像（公開練習）