2021/09/05（日）UP
（最終更新：2021/09/05 18:21）

破壊力あるパンチを叩き込むソアレス©️K-1

　9月20日（月・祝）神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』では、ワンデートーナメントである［第2代ウェルター級王座決定トーナメント］が行われる。
　1回戦で第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也（日本/CLUB es/team ALL-WIN）と対戦する、FIGHT DRAGONウェルター級王者アラン・ソアレス（ブラジル）が公開練習を行った。

【動画】破壊力あるパンチ・キックを連打！ソアレスのパワー全開の公開練習

左ミドルを放つソアレス©️K-1

　ソアレスはブラジルのキックボクシング王者で、現在はダニロ・ザノリニ率いるブラジリアンタイで修行に励む在日ブラジル人ファイター。シュートボクシングやホーストカップ、ムエタイスーパーファイトなど様々な舞台で活躍。今年7月にはRIZIN出場経験もある康輝にKO勝利している。

　対する安保は19年6月には最強の王者ゲーオ・ウィラサクレックを破り王座を戴冠。昨年9月に1度勝利している山崎秀晃とのタイトルマッチでKO負けを喫した。その後は拳の怪我を治して、今年7月のK-1福岡大会復帰戦では幸輝に1R KO勝利を収めている。

パワーアップした安保との殴り合いは果たして？©️K-1

　K-1初参戦で第2代ウェルター王座決定トーナメントへの出場が決まったソアレス。「ずっとK-1に出たいと思っていたから、一つの夢がかなった。最後はチャンピオンベルトを巻いて帰る」と初登場でベルト獲得の野心を燃やす。

　頑丈な身体と強靭なフィジカルを活かし、パンチ主体でアグレッシブに攻めるファイトスタイルが持ち味のソアレスは「自分は昔からこのスタイルでやってきた。大会当日もこのスタイルで戦うし、3試合ともKOするつもり。必然的に殴り合いになる」といい、初戦の安保について「もちろん強くて知名度があることも知っている。しかし、自分には右ストレートという武器がある。素晴らしい試合になると思うが、最後は絶対に自分がKOで勝つ」と、優勝候補の一角の安保から番狂わせのKOを狙うと宣言した。