【GLORY】復帰戦の悪童バダ・ハリが衝撃の逆転KO負け、見えない左ハイキックで壮絶ダウン、引退を危惧する声も
9月5日(日本時間)にオランダ・ロッテルダムで開催されたキックボクシング興行『GLORY 78』メインイベントのヘビー級(120.2kg)マッチにて、元K-1世界王者でヘビー級3位のバダ・ハリ(36=オランダ)が同級8位のアーカディウス・ウルソーセック(29=ポーランド)に近距離からの見えない左ハイキックで2R1分30秒、KO負けを喫した。
【動画】バダ・ハリ、出血の衝撃ダウン!意識朦朧で無常10カウント
バダ・ハリは元K-1世界ヘビー級王者。19年12月にGLORYヘビー級タイトルに挑み、王者リコ・ヴァーホーベンから2度のダウンを奪うも、攻撃中に足首を捻り続行不可能となるアクシデントでTKO負け。さらに、昨年12月の『GLORY 76』でベンジャミン・アデグバイにもKO負けを喫し、この試合で鼻を2箇所骨折。今回が復帰戦だった。
対戦するウルソーセックは2mの長身を誇るポーランド巨漢。戦績は12勝5敗(7KO)で、GLORYのリングでは1勝1敗の成績だ。GLORYデビュー戦でアデグバイに判定負けしたものの、その後にTKO勝利を飾っており、かなりの強敵だ。
序盤から相手のダウンを奪うなどバダ・ハリ優勢で進んだ試合だったが、2R中盤、ウルソーセックの近距離からの左ハイキックがバダ・ハリの左側頭部に直撃!後方に大きくダウンしたバダ・ハリは意識もうろう状態。レフェリーのカウント10内に立つことはできなかった。
ダウンシーンの公開映像には「これだからファイトはわからない」「最高のアップセット劇」「ラッキーな一発だったかもしれいないが、全てを賭けたハイキックだった」「これで引退してしまうのかも」と、ウルソーセックの逆転勝利を称賛する意見から、復帰戦で敗れたバダ・ハリの引退を心配する声も寄せられた。
日本では“悪童”のニックネームで愛されたバダ・ハリも今やアラフォー目前。15年8月のイスマエル・ロントにKO勝利して以来、過去5年間、勝ち星はなく、前戦も鼻骨骨折の大怪我を負うほどのKO負け。このままファンが心配する引退となってしまうのか。
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