2021/09/22（水）UP
（最終更新：2021/09/23 12:14）

怒り心頭のベイノア（左）と、会見をジャックした初参戦のねぎ魔神（右）

　9月23日（木・祝）神奈川・ぴあアリーナMMで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の前日計量が、22日（水）、都内にて行われた。

【フォト】ねぎ魔神旋風、原口のムキムキボディ、乱闘騒ぎ！本番前から盛り沢山の計量＆会見

　今大会の飛び道具ともいえる存在が、RISE初参戦のねぎ魔神（ネイバーズキックボクシングジム）だ。パンツ一丁でねぎを両手に2本ずつ持って計量に現れたねぎは、いやねぎ魔神は、そのまま体重計に乗るかと思いきや、丁寧に床へねぎを2本ずつ並べると、涼しい顔で体重をクリア。置いたねぎ4本を持つと、“ブラックパンサー”ベイノア（極真会館）の横に並んだ。

毛皮コート姿で威風堂々の原口健飛（左）とフェイスオフするタップロン（右）

　明らかに不快指数が上昇している様子のベイノア。直後に行われた会見での発言を待った。まずは、ねぎが「初めて見る人しかいないと思いますので、一回僕の試合をしっかり見て覚えてください。ねぎねぎ」と意外と普通に話した。

　ベイノアは「見たことも聞いたこともない相手で、生でねぎを見たことがなかったので警戒していたけど、髪が緑の人間のようなので安心しました。まあ、普通にやったら実力の差がわかると思うけど、それを見せつけてやろうと思います。あと、前回の記者発表会で、なんで欠席したんだっけ？　なに？　マイクつかって‼」とねぎに話しかける。

1年ぶりに再戦する直樹（左）と白鳥大珠（右）

　ねぎは、「カルソッツねぎ祭りです」とボソリ。「それでこなかったらしいんですけど、それでRISEよりこれを（ねぎ魔神のパネル）もらったんですけど、道場で子供たちが怖がるんで、誰かにあげたいんですけど」と近くにいたタップロン・ハーデスワークアウト（タイ/ハーデスワークアウトジム）に渡すと「いらん」と日本語で拒否された。

　計量での印象を聞かれたふたり。ねぎが「目が小さいな。ねぎねぎ」とキャラを貫く。ベイノアは「ねぎのように、細くてでかいなと。こういうのは慣れているんで、怖さは感じない」と相手にしない。
　得意技を聞かれると、「ちょっとツイッターでプチ公開練習が流れたけど、ねぎストレートです。ねぎねぎ」とねぎ。ベイノアは、「ねぎだか右だか分からないけど、勘違いすんなよと。ねぎに対して、どこも負けていないけど、魔神だけはいいね。俺が勝ったら、『魔神』をください」と要求。ねぎは「臨むところだ。ねぎねぎ」とこれを了承した。

オープンフィンガーグローブマッチで激突する北井智大とYA-MAN

　完全に会見をジャックしたふたり。そんな中でも異彩を放っていたのは、原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）だ。タップロンと対戦する原口は、前回同様に毛皮コート姿で「肩回り、腕周りをベンチプレスでいい感じに仕上げました」とアピール。「天心選手以外では、俺がRISEを背負っていると思っているんで」と試合でも見せることを約束した。

　計量＆会見では、北井智大（チームドラゴン）とYA-MAN（TARGET SHIBUYA）がガチ切れの乱闘寸前まで起こしている不穏な雰囲気に。
　そんな中でも、存在感を見せたのは、直樹（BRING IT ONパラエストラAKK）と白鳥大珠（TEAM TEPPEN）のふたり。1年ぶりの再戦となるが、「昨年の借りを明日、返します。リベンジに向けて、一日も忘れたことはないんで、その思いを明日、ぶつけたいと思います」と白鳥。「最初のふたり（ねぎとベイノア）が強烈すぎて、白鳥選手が何を言っているのか頭に入ってこないや」と直樹が笑い飛ばしたが、「再戦を受けているんで、ありがとうの一言くらいあってもいいんじゃないかな」と強烈な一言を返した。

　キャラ対決、リベンジ、RISEを背負う気持ち、乱闘など盛り沢山のRISE横浜大会は、オープニングから目が離せなくなった。

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