2021/10/21（木）UP
（最終更新：2021/10/21 09:37）

ビロディドがピンチ！？東京五輪レスリング金メダル・ベレニウとレスリングスパーリング（ベレニウクのインスタグラムより）

　モデルとしても活動する東京五輪、柔道女子-48kg級で銅メダリストのダリア・ビロディド（21=ウクライナ）と東京五輪男子レスリンググレコローマン87kg級金メダリストのザン・ベレニウク（30=ウクライナ）がレスリングのスパーリングを行い、ウクライナ国内で話題となった。

【動画】ビロディドと男子五輪レスラーベレニウクのスパーリング

　ビロディドの人気はもちろん、ベレニウクはリオ五輪でも銀、19年にはウクライナ国内では黒人初の国会議員となっている人気選手だ。まず２週間前にベレニウクは自身のインスタにそのスパーリングを動画でアップすると、読者からうらやむ声、そしてひやかしもあった。

　タイトでヘソ出しのトレーニングウエアでレスリングスタイルで構えるビロディド。捌き方をベレニウクにレクチャーされると、コツをつかみ上達。しかし、向かってくるベレニウクを捌くも、そのうちつかまり背中を取られ、グレコローマンの俵返しのように持ち上げられてしまう。にこやかなスパーリングで最後は互いにハイタッチで終わった。

　一昨日、地元テレビ局がその件についてインタビュー。ビロディドは「実は、ザンと私はよく連絡を取り合っているだけで、友人であり、時には同じ場所に行ってトレーニングをすることもあります。また、かつては合同訓練を計画したこともありました。レスリングではではなく、基礎トレーニングです。今回は練習後に、彼は「戦おう」と言って、私は同意しました。道衣を着ていない状態だったので、私にとっては珍しくて楽しかった経験です」と笑いながら答えていた。

　今回ベレニウクから教わったレスリングの捌きテクニック、今後の柔道にプラスになることを期待したい。

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