2021/12/29（水）UP
（最終更新：2021/12/29 20:11）

RENA

　12月31日（金）さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.33』の試合前インタビューが、12月29日（水）に行われた。
　[RIZIN MMAルール 50.0kg]で対戦する、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA（30=シーザージム）と韓国人ストライカーのパク・シウ（30=KRAZY BEE）がインタビューに応じた。

　RENAは、今年11月にRIZIN沖縄大会で山本美憂にKO勝ちして、連続参戦となる。「切り替えも出来て大晦日に向けて集中出来ています。今回は大暴れ出来たらなと思っています」と戦いに向けて、気持ちを高めている。前戦でカットした右目上部についても、多少切れやすくなっているが「（パクの打撃が）当たらなければ問題ない」という。

　対戦するパクについては、ストライカーでタックルへの対処もこなすファイターと認識。パクは、先日公開されたRIZINのインタビューでは「今回は喧嘩をする。パンチのスピード、重さは自分が上」と自信満々にコメントを寄せていた。

　その発言を聞いて、RENAは「喧嘩というならやってやろうじゃないか、ぶっ倒してやろうじゃないかと思っている。リング上でびっくりするのは向こう」と打ち合いに応じる構えを見せる。

RENAは、前戦では山本美憂をこのヒザ蹴りからのパウンドで葬っている

　さらに「ストライカー同士なので殴り合い上等でもいいが、MMAなので何が起こるかな、何をしようかな。殴り合いはするのでみなさんのご期待に応えつつ、私らしいサプライズも用意していきたい」と予告。「バリエーションが広がった部分、11月とは違う意味で見せたい」と山本美憂戦とは異なった試合内容を見せると語った。

　前日計量後、トレーナーから言われたリカバリー食の参鶏湯を食べて、RENAが久しぶりの大晦日のリングに立つ。

　一方のパクは「初めて大勢の人の前で試合をするので、無理をせず自分が出来ることを最大限やる姿を見せたい。お互い打撃の選手だと思いますが、MMAなのでレスリングや寝技を入れてMMAの展開になる試合をしたいです」とRENA同様、打撃と寝技を組み合わせた戦いを見据える。

　圧倒的な打撃力を誇るRENAを相手に「シュートボクシングの時から打撃が上手い選手だと思っていて、寝技もMMA歴が長い。自分もそれに対応できるので、特に怖い印象はない」と、この日も確固たる自信を口にした。

　大晦日のリングで熱く燃え上がる女同士の戦いに注目だ。

☆この大会の全試合順、スケジュールなど詳細

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