2022/01/11（火）UP
（最終更新：2022/01/11 20:36）

6月、武尊と那須川がついに決戦

　今年6月にK-1スーパー・フェザー級王者の武尊（30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）との“世紀の一戦”を行うことが決まった那須川天心（23=TARGET/Cygames）。
　10日にABEMA格闘チャンネルYouTubeで公開された独占インタビューで、その心境を語った。取材が行われたタイミングは昨年大晦日の大会直後のものだ。

【動画】那須川天心が五味と打ち合ったラスト40秒！武尊戦への想いを語ったAbemaインタビューも

　五味隆典とのRIZINラストマッチを終えたばかりの那須川は「RIZINはやっぱ最高っすよ、イケてますよ」「全部が全部噛み合っている」と興奮。入場の際「煽りVTR見て感極まりました。ちょっと泣いちゃいました」と感動を隠しきれない。

　武尊戦に話が及ぶと「6月は僕から皆に対してのプレゼント。しっかりとしたケジメ」といい、その前に行われるRISEでのラストマッチも「これもまた僕を成長させてくれた舞台ですから、しっかりと締めたい」と意気込む。

　「未来のある子供たちにデカいものを残さないと」という那須川。さらに「発言は常に格闘技だけではなく、“対世間”に対して話している。そことの戦いかな。そこにキックボクサー那須川天心はこういう存在だった。あいつイケてたよ、そんな試合を」と世間の心に刻まれる試合をと語る。そして武尊戦に挑むにあたり「武尊選手とやると決めたとき、那須川天心はヒーローじゃなきゃいけない、そう思った」と、強い口調で語った。

　RIZINの試合後、対戦した五味はリング上のマイクで「天心は2ヶ月前よりも（スパーリングした時より）強くなってた。けど武尊はもっと強いぞ」とハッパをかけた。
　それに対し天心はさらに「あと2試合残っています。4月のRISEと、6月の武尊選手との試合。これは大勝負なんで、絶対にRIZIN代表としてしっかり勝って、キックボクシングを卒業したい」と意気込み、最後にファンの子どもたちへ「人が決めた限界は、人しか越えられない」と自身のチャレンジに続いてほしいメッセージを贈っている。

　最強の相手、武尊に挑む那須川。ヒーローとして、果たしてどのような試合を見せてくれるのか。

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